ペンギン・ハイウェイ 角川文庫

森見登美彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041005613
ISBN 10 : 4041005612
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
387p;15

内容詳細

僕は知りたい。この世界の始まりについて、そしてお姉さんの謎について。

小学4年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんが関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。

【著者紹介】
森見登美彦 : 1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる。10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    ファンタジーとも違い、かといってリアリズム小説でもない。ペンギンやお姉さんをはじめとした諸々の事柄は、「ぼく」の思惟や感情を寓意的に表象したメタファーなのだろう。たしかに「ぼく」は小学4年生にしては無理があることは否めない。しかし、作者にとっては、10歳の今でなければならなかったのだろう。その一夏で「ぼく」が失ったものは余りにも多い。物語の最後は涙を誘われる。それは、これが私たち自身の喪失の物語でもあるからだ。「ぼく」は、このイニシエーションを経て、新たな地平に旅立つ。たくさんのものを後に残しながらだ。

  • 風眠 さん

    (再読)「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えればいいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ」こういう事を言うアオヤマ君って、ものすごーく性格がいいって言うか、可愛いって思う。賢くて大人びているくせに、ここで「おっぱい」を出しちゃうところがね、笑。そんなアオヤマ名言で、私の心もたいへん平和になるのでございます。そして、アオヤマ父の深いけど何か笑っちゃう発言も素敵だし、お姉さんの素っ気ない言葉も不思議に魅力的で。そのほかの登場人物も、可愛げがあって、どこか天然で、愛らしい。だから私はこの物語が大好き。

  • チェシャ猫 さん

    相変わらず この人の文章は馴染むのに時間が掛かる。けど 最後は熱中してしまうのが不思議だ。初めはほのぼの系かと思ったら ラストは物悲しい最後で・・・。淡い初恋とSFと小さい頃への郷愁とあこがれを混ぜたような作品でした。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    よもやこの少年の名は守田・おっぱいに目のない男・一郎君ではあるまいな?、と思ったが違っていた。少年の名はアオヤマ君であった。少年は自立心と向上心と克己心に溢れている。少年は世界の果てやら相対性理論やら生命の起源やらについて考えるのに忙しい。少年は怒らない。怒りそうになるとおっぱいのことを考えるのだ。おっぱいケーキを食べるのも有効な手段のひとつだ。心を平和に保つ術を心得ている。いつか少年はペンギン・ハイウェイを辿って世界の果てに行き着くことができるだろう。それはお姉さんにつながる道だ。泣くな少年。ぐんない。

  • mitei さん

    映画観た勢いで読んでみた一冊。アオヤマ君の大人ぶってる感じが微笑ましくて良かった。ファンタジーの謎は分からないけどこんな経験出来たアオヤマくんの成長が楽しみだ。ペンギンに興味が湧いた。

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森見登美彦

1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年「太陽の塔」で第一五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で第二〇回山本周五郎賞受賞。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第三一回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に

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