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「作庭記」の世界 平安朝の庭園美

森蘊

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140030271
ISBN 10 : 4140030275
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1986
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chang_ume

    『作庭記』とは完全なる土木技術書です。古典の価値を超えて、現代の造園にも充分通用するというか、むしろこれを参考にすれば素人でも作庭できてしまうような。驚くべき細部にわたる作庭指南のなかで、骨子となるものは「生得の山水」(自然の風景)。自然の微地形をいかにしてミニチュア化して再現するか。思いのほか象徴的な内容は少なく、極めて具体的な自然風景の類型化が印象に残る。本書を通じた原典の逐語的な読解は、ベーシックな内容理解を促しますね。後半の現存庭園の解説も、詳細な実測図付きで資料図版としても重宝しそう。良書。

  • moti moti

    全文と現代語訳、解説からなる。日本最古の造園書で、解説によると平安時代後期に原型が執筆され、現在の形になったのは鎌倉時代前期位ではないかとのこと。内容は専門的な部分もあるが写真や図も豊富。石組み、池、島の形、滝、遣水などについて書いてある。植栽のことはあまりない。出てくる植物は、桔梗、女郎花、吾亦紅、ギボウシ、芝、柳、ヒサギ、桂、楡(檜?)、松、槐、榊くらい。作庭記の庭の特徴の一つは、玉石敷の池とのことだが、そう言えば大河ドラマ「光る君へ」でも、主人公の家の小さな池は玉石敷きだったなあ。

  • dulce_zakka

    楽しく拝見。

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