歌々の棲家 named Mr.Children

森田恭子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784789736992
ISBN 10 : 4789736997
フォーマット
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
上製本・240ページ

内容詳細

◆◆ライター・森田恭子が見た、Mr.Childrenという名の〈歌の棲む場所〉、30年の景色

1992年正月、デビューの4ヶ月も前、Mr.Childrenの曲がラジオでオンエアされた。曲を選び、かけたのが森田恭子。以後30年にわたりその目で見てきた光景、著者の言葉によれば《生々しく密やかで時に苦い、Mr.Childrenとの接点》が、当時の原稿を引きつつ綴られます。
“歌々の棲家”とは、著者いわく《心揺さぶられるあらゆる歌を内包する、Mr.Childrenのイメージ》。本書を読めば、私たち一人ひとりの心に棲むMr.Childrenが共鳴しきっと鳴りだすに違いありません。

子供の頃、誕生日プレゼントだったりクリスマスプレゼントをもらった時、鮮やかなリボンや包装紙を傷つけないよう開封し、プレゼントを取り出したその後、捨てられずに丁寧に畳んで宝物箱にしまった。
きっとこの本も同じだ。中身は僕らMr.Childrenのインタビューというお粗末な代物なのだけれど、それを包み込んでいるリボンや包装紙は、涙が出るくらいの大きな愛情と温かな色彩に溢れた宝物に感じます。
大切にしますね。森田さん、ありがとう。(Mr.Children 桜井和寿)


【著者について】
森田恭子(もりたきょうこ):84年音楽誌『PATi・PATi』創刊時よりライター、編集として活動。96年、森田恭子責任編集のボーカル専門誌『BREaTH』を創刊。2003年より、音楽カルチャー誌『LuckyRaccoon(ラッキーラクーン)』の制作・発行を自ら行なっている。手がけた近刊に『KAN in the BOOK 他力本願独立独歩33年の軌跡』、『このままこのまま』(山崎まさよし)など。FM COCOLOにて『おとといラジオ』DJも務めている。

【内容】
★ Chapter 01:1992年の新星登場、『あいたかった!』
30年前の、Mr.Children世界初オンエアの一部始終、リスナーの反響大きく、FM802の局内がざわつく事態となったこと。その後、雑誌で初取材。初インタビューでの発言とは。デビュー後のメンバーの佇まいや、その成長痛。

★ Chapter 02:ヒットチャートを駆け抜けろ
デビュー数ヶ月後、取材で「チャートの1位をとる」と宣言。が翌月には撤回。しかしまた翌月改めて、1位をとるとの決意表明を。そしてやがて本当にその日がやってきたMr.Children。彼らに送るエールは、「愛に背を向けないで」。

★ Chapter 03:夢も希望もありゃしない
「森田さん、頂上を目指して登ってきたけど、その頂上で何が見えたかわかりますか?」「何が見えたの?」……頂上に立ったバンドの苦しみ、コップ1杯分の深海、活動休止。

★ Chapter 04:沈黙と発見
「終わりなき旅」『DISCOVERY』と、堰を切ったように名曲をリリースする彼ら。1年10ヶ月ぶりの取材へ、いざ出陣。このとき「終わりなき旅」について、どうしても聞いてみたい素朴な疑問が著者の頭にはあった。それは、“び”の行方。

ほか
★ Chapter 05:蘇生
『Q』のころ/何度でも何度でも/山形にて
★ Chapter 06:ボーカリストの椅子
ボーカリストの雑誌/あなたにとって歌とは?
★ Chapter 07:至福ノート
ゆっくり好きなものを探そう/サブリミナル効果
★ Chapter 08:パイロットとスチュワーデスとサンタクロース
弾かな語り/ROCK ME BABY/ある冬の奇跡/約束の夜
★ Chapter 09:巨大な贈り物
小部屋で聴きたい/細胞レベル
★ Chapter 10:インタビュアーの思惑
余計なこと/とりあえずさようなら
★ Chapter 11:桜井くんはわかってくれない
ロマンチックとは/SOUNDTRACKS
★ Chapter 12:いつの日もこの胸に
ノスタルジー/ある日のあの人のどこか
(全12章)

【著者紹介】
森田恭子 : 1956年3月19日生まれ、東京都出身。84年、音楽誌『PATi→PATi』創刊時よりライター、編集として携わる。同時期、FM802『MUSIC GUMBO FRIDAY』パーソナリティも担当。96年、森田恭子責任編集のボーカル専門誌『BREaTH』を創刊。2003年、音楽カルチャー誌『LuckyRaccoon(ラッキーラクーン)』を発刊する。13年、広島県尾道市に移住。22年は音楽業界での仕事を始めて40年の節目の年となる。現在も『LuckyRaccoon』の制作・発行を自ら行ない、ほか書籍、映画・ライブパンフレットの制作、イベント企画等も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コンチャン さん

    ミスチルをずっと追いかけてきた著者だからこそ書くことができる作品だったと思います。ミュージシャンと雑誌の編集者が信頼し合っているという姿が素敵です。これを読むとまた音楽が聴きたくなるのです。

  • みゆき・K さん

    イマイチ。Mr.Childrenファン向けの本ではあるが、必読書ではなかった。纏まりがなく読みにくい。こういうエッセイは(文体は)苦手。著者は冒頭で「本書はMr.Childrenの足跡を時系列で追うものではありません。ところどころ抜けていたり、時間が行ったり来たりしています。あらかじめご了承ください。」と断っている。知っていたら手に取らなかっただろう。選書ミスだった。

  • Kan さん

    僕はMr.Childrenの作る音楽が大好きだ。森田さんもその1人で、わかるわかる!と思いながらスラスラ読めた。「彼はナイフとなり、幸福の皮を剥ぎ、その肉片の美しい色を旋律にする隘れ落ちる真っ赤な涙は、彼の声だ。滲むような歌だ。」人の心を揺さぶる音楽を作り続けるアーティストの考え方や感じ方を少しでも追体験できたらと思う。

  • mamegohan さん

    結局、買ってしまって‥読んでしまった‥のであった‥。 もうこの際、30周年メモリアルイヤーに世に出るMr.Children関連のモノは全て手に入れてやろう‥。 よく考えたら、昔から森田さんのミスチルインタビューは読んでいた。こうやって一気に30周年を振り返って優しい気持ちになれるのが嬉しい。自分の人生もそれなりに色々あったけど、桜井さん、ミスチルありがとうということだけは胸を張って言えるのである!

  • しかのしっぽ さん

    デビュー前からずっとMr.Childrenのことを見て聴いてきたからこそ30年の彼らの変遷を作者の歴史と視点で読んでいけて新鮮にも思うし懐かしさも持つことが出来て楽しく読めた。

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森田恭子

1956年3月19日生まれ、東京都出身。84年、音楽誌『PATi→PATi』創刊時よりライター、編集として携わる。同時期、FM802『MUSIC GUMBO FRIDAY』パーソナリティも担当。96年、森田恭子責任編集のボーカル専門誌『BREaTH』を創刊。2003年、音楽カルチャー誌『LuckyR

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