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異国人たちの江戸時代

森田健司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861829994
ISBN 10 : 4861829992
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数多くのキリスト教会があり、世界有数の美味なパンが売られている…整理された歴史書には描かれない、生々しい歴史の姿が立ち現れる―。江戸時代265年を網羅した初の異国人見聞録本。

目次 : 第1部 江戸時代前期 一六〇三〜八〇(ウィリアム・アダムス―漂着して上級武士になった航海士/ ロドリゴ・デ・ビベロ―最強国スペインの曲者政治家/ セバスティアン・ビスカイノ―金銀島発見の夢破れた探検家/ リチャード・コックス―史上ただ一人のイギリス商館長/ フランソワ・カロン―「売れる」日本見聞録を著した野心家)/ 第2部 江戸時代中期 一六八一〜一七八〇(エンゲルベルト・ケンペル―鎖国政策を評価した陽気な医師/ 申維翰―人間味溢れる稀代の儒学者/ 汪鵬―唐人屋敷での暮らしを楽しんだ風流人/ モーリツ・ベニョフスキー―歴史に影響を与えた誇大妄想狂/ イザーク・ティチング―三度も商館長を務めた日本通)/ 第3部 江戸時代後期1 一七八一〜一八五二(ヘンドリック・ドゥーフ―歴史的事件を鋭敏に切り抜けた愛国者/ ニコライ・レザノフ―鎖国と戦い撃沈した自信家/ ヴァシーリー・ゴロウニン―幽囚となった器量の大きな軍人/ ファン・オーフルメール・フィッセル―蘭和辞書を「盗用」した商館員/ ラナルド・マクドナルド―「楽園」を探した、先住民の血を引く青年)/ 第4部 江戸時代後期2 一八五三〜六七(マシュー・カルブレイス・ペリー―鎖国の扉を破壊した自文化至上主義者/ ワシーリイ・マホフ―安政東海地震に翻弄された知者/ タウンゼント・ハリス―忍耐強く待ち続けた「開国者」/ ヘンリー・ヒュースケン―「アメリカン・ドリーム」を掴み損ねた好青年/ アーネスト・サトウ―歴史を動かした語学の天才)

【著者紹介】
森田健司 : 1974年生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、大阪学院大学経済学部教授。専門は江戸時代の社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しげ

    分厚い見た目に驚きつつも第三者(異人)が捉えた江戸時代を興味深く読めました。当時の日本は西洋人から政治、経済、文化など総じて高い評価を受けていた事を知れました。異人達の手記や日記などの文献を基に構成されていますが個人の主観など断片的な事柄も多いので明確な補足説明書がされていて分かり易かった。家康から復活した朝鮮通史の視点も触れる機会も少ないので新鮮でした。大航海時代としたたかな外交、占領政策は現代にも当てはまる。

  • 長重

    江戸初期と幕末に来日した人の見聞録は、なじみがある分楽しく読めました。 特にタウンゼント・ハリスとヘンリー・ヒュースケンの2人が掘り下げられていたのも興味深かったです。 中期の人だとナポレオン戦争期にオランダ商館長を務めたヘンドリック・ドゥーフと、文化の露寇のとばっちりで日本の幽囚になったロシア海軍軍人ヴァシーリー・ゴロウニンの話が面白かったです

  • Junichi Watanabe

    #読了。江戸時代に来日した外国人に日本はどの様に映っていたかを、見聞録や書簡から紐解く。教科書や正史には書かれることの無い生々しい江戸時代の姿が見えてくる。ちょっとページ数が多いのが玉に瑕。

  • takao

    ふむ

  • 偽教授

    良い本だと思うが、分厚すぎて全部読むのは大変

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