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あなたが裁く!「罪と罰」から「1q84」まで 名作で学ぶ裁判

森炎

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532167653
ISBN 10 : 4532167655
Format
Books
Release Date
November/2010
Japan

Content Description

完全犯罪か、冤罪か。「異邦人」「死刑台のエレベーター」「郵便配達は二度ベルを鳴らす」から「容疑者Xの献身」「悪人」まで、裁判員裁判にかけたら、死刑か無罪か、懲役何年かを、前裁判官がリアルに指南する。

【著者紹介】
森炎 : 1959年生まれ。東京大学法学部卒。東京地裁、大阪地裁などの裁判官を経て、現在、弁護士(東京弁護士会所属)。裁判官時代には、官民交流で、最高裁から民間企業に派遣され、1年間、三井住友海上火災保険(株)に出向勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「死刑台のエレベーター」など、有名な映画...

投稿日:2021/07/26 (月)

「死刑台のエレベーター」など、有名な映画や小説を題材に、実際に裁判になったらどうなるのかを、元裁判官が解説してくれます。有名な題材が多いので、興味深かったです。読み物として面白いと思います。

タラ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • リップ

    著名な文学作品や映画の物語の中で行われる犯罪を法的な視点から見てみる本。素人のための刑事裁判の導入本というか、物語の中の犯罪を今の法律で裁いてみるという手に取りやすいレベルの本。実際法律の知識が全くない私でも最後まで面白く読めたし、飽きなかった。ちょうど先日裁判員制度の問題がニュースで取り上げられていて、この本の知識が役に立った。もう少し刑事事件・裁判の本を読んでみたい。個人的には少年法に興味がある。

  • Maiラピ

    昨年読んだ村上春樹の「1Q84」、吉田修一の「悪人」そしてちょっと前だけど東野圭吾の「容疑者Xの献身」などで起こった犯罪を裁判員裁判にかけたら、死刑か無罪か、懲役何年か? 東野圭吾の「容疑者Xの献身」の原作もそうだけど映画はまるで堤真一扮する石神がヒーローだったことに違和感があった。著者の見解を読んで溜飲を下げる。青豆さんも一見正義の味方だけど、現実だとね。悪人の祐一は少し同情しちゃう。その他、模倣犯やハンニバル・レクター博士や逃亡者のキンブルなどなど楽しめた。少しだけ違う見方が出来るようになったかも。

  • アルクシ・ガイ

    平易なのに読みにくい、妙な文章。しょっぱなは「ウエストサイド物語」だが、これはA団の一人がB団の一人を殺し、それを見たB団の一人がA団の一人を殺し、またA団の一人が・・・・で、かなりややこしい。「ふつうの殺人」の例に挙げるのは、不適当だろう。奇をてらう映画や小説では「ふつうの殺人」そのものが乏しいのかも。刑事裁判のアウトラインを知るには良い本です。でも読みながら「この著者とは感性が合わないなあ」と痛感しました。直に会って会話したら、通訳が要るに違いない。

  • moe

    いろいろな小説で起こった殺人事件を今の日本の法律で裁くとどんな量刑になるかを解説しています。私は法律のことは全く疎いので、この本で日本の刑法がどういう考え方で成り立っているかを、おぼろげながら理解できたような気がします。裁判員制度も導入され、自分もいつ刑事裁判に関わることがあるかもしれないので、この本を読んで良かったと思いました。

  • Tiny

    古典から現代ミステリまで、物語で起こる事件(主に殺人)を現在の日本の司法に照らし合わせて読み解くことで、刑事裁判の基礎知識を得ることができる。●知らないことが多くてへぇ〜、と思うことがいろいろ。●人が人を裁くからこそ、客観的に判断するのが原則で、それが結構ドライというか、驚きました。●容疑者Xが「いらんことしい」だったっていうのが、興味深いです。先生ドンマイ!●読んだことの無い古典名作のあらすじも知ることができて、いい本でした。

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