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「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ

Yasumasa Morimura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781690230
ISBN 10 : 4781690238
Format
Books
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

頭の中を真っ白にして、世の中のいたるところにある「不思議」を見つけよう。ふだん想像もつかないような、とてつもなく広く大きく奥深い「美」の世界をたくさん用意した本。カバー裏に「大きさ美術館」を掲載。

【著者紹介】
森村泰昌 : 美術家。1951年大阪市生まれ。京都市立芸術大学卒業、同大学美術学部専攻科修了。1985年、ゴッホの自画像に自らが扮して撮影するセルフポートレイト手法による大型カラー写真を発表。1988年、ベネチアビエンナーレ/アペルト部門に選ばれ、以降海外での個展、国際展にも多数出品。古今東西の有名絵画のなかの登場人物になる“美術史シリーズ”、映画女優に扮する“女優シリーズ”などの作品で知られる。個展「美の教室、静聴せよ」(横浜美術館、熊本市現代美術館)などによって、2007年度、芸術選奨文部科学大臣賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    図書館本。 私は美術家です(画家でも彫刻でもない)。何ぞ?と思っていたら芸術作品のコスプレ作品の制作家というべきパンチの効いた芸術家さんでした。個人的にはモンスターが虐殺される作品が好み。もっというとモンスターはゲットして仲良くなるというのがより好みなのですが(ポ〇モン世代)。 自然は美しいか美しくないかについて…、印象派の世界では恵み多い美しい自然がメインの作品が主流なのですね。なんとなく日本人が印象派好きな理由が分かります。もちろん敬う気持ちも忘れずに。

  • へくとぱすかる

    「画家」でも「彫刻家」でもなく、森村さんを何と呼べばいいのか。「美術家」という言葉は、ひょっとして森村さん自身の発明? 「作る」のではなく「なる」という方法がおもしろい。表紙もそうだし、ゴッホの自画像に「なる」ための方法も凝っていて脱帽。おふざけのようでも真剣。笑えることも「美」である。こういう発想も関西人ならでは、と思うのは私だけではないはず。美術の基本を教えてくれた思いです。

  • Yuko

    中学生以上のヤングアダルト対象の「よりみちパンセ」シリーズ、オトナが読んでも唸ります。 子どもの質問にこれだけ真摯に答えて「美」とは、「美しさ」とはなにかを伝えようとする森村さんのその姿がまさに美しい。 谷川さんからの質問への答え 「死んだらどこへ行きますか?」 ほとんどすべては宇宙の塵にもどるでしょう。 ほんのひとにぎりぶんだけ、人びとの記憶にいくのかな (p286)

  • めん

    美術家森村さんによる入門書…かな。その世界にいたるために・見る・作る・知るの道を試みた森村さん。どれも上手くいかず、第四の「なる」という自分道を進む。第1作が、ゴッホの自画像。 あの特徴的な帽子から手作りする森村さんには、滑稽さを感じたり。ただ、そこからでこそ掴むことがあるのだろう。そんな森村さんの言葉はホンモノだ。•わかるとは、絵のなかにふしぎをみいだす おどろきのことである•自分道の発見は遠くていい。おおいに迷うほうがいい。•美術って、見える世界を通じて、見えない世界にいたること。面白かったぁ。図書館

  • doapon

    個人的に「美しい」は創作物ではなく無形の目に見えない何か(おもに、人の心の持ち方、生き方)に対して言うことが多いかもしれません。あと、著者が美術作品の女性や女優に扮装する時に単に美しい女性になりきりたいのではなくハッキリと性を越境する意識があること、男としてコンプレックスがあったこと、自身のセクシャリティの曖昧さに自覚的な事について語られてて、そこが良かったです。

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