Product Details
ISBN 10 : 412102687X
Content Description
明治天皇まで多妾が容認された天皇家は、一夫一婦制、子どもを家庭で養育する近代家族へと大きく変わった。これは、恋愛結婚で家庭をつくった戦後の明仁皇太子・美智子妃からとされる。だが、実はそれ以前、大正・昭和の皇后をはじめ多くの皇族たちが、近代家族をめざし、その時代なりの恋をしていた。本書は、明治以降、上皇夫妻や眞子内親王まで、皇室の150年に及ぶ歴史を、さまざまな恋愛を切り口に描き出す。
目次 : 第1章 明治皇室の一夫一婦化/ 第2章 家庭人としての大正天皇/ 第3章 恋愛の時代の妃選考―大正期〜昭和初期/ 第4章 昭和天皇の娘たち―占領下、平民性への注目/ 第5章 美智子さまは恋愛結婚だったか/ 第6章 ミッチー・ブームと恋愛の帰結/ 第7章 美智子妃の疲弊―憧れの限界/ 終章 「眞子さま問題」と二一世紀の皇室
【著者紹介】
森暢平 : 1964(昭和39)年埼玉県生まれ。90年京都大学文学部史学科卒業。毎日新聞社入社。皇室担当記者を経て98年退職。2000年国際大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。同年CNN日本語サイト編集長。05年成城大学文芸学部専任講師、同准教授を経て、17年より成城大学文芸学部教授。博士(文学)。専攻、日本近現代史、歴史社会学、メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ごへいもち
読了日:2022/11/16
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読了日:2022/07/26
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読了日:2022/07/22
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