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劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年 ことのは文庫

森原すみれ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867167441
ISBN 10 : 4867167444
フォーマット
発行年月
2025年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
みっ君 ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遙は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅と出逢う。彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉。霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遙。亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自分の心と居場所を取り戻していく。徐々に劇団三人の繋がりも強まる中、遙はやがて雅の大きな秘密に触れることとなる…。

【著者紹介】
森原すみれ : 作家。2020年『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』でアルファポリス「第3回キャラ文芸大賞」特別賞を受賞。2021年、同作にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小梅さん。 さん

    亡くなった人の未練を演出して解消する、なんて優しいお仕事だろう。 拝ミ座の雅に和泉、新加入の遥。 3人とも大好き。特に、ちょっとツンデレっぽい和泉がお気に入り。 彼らが関わった案件では、ぶーちゃんの話が特に好き。 分かってみれば、微笑ましい解決。もーーーっ、そういうところが好きなのよ。 遥と雅の仲、どうなっていくんだー。もう、もどかしいったらw 雅の過去にまつわる最終話で、新メンバーも増えた、ということになるかな。続きが楽しみ。

  • 色素薄い系 さん

    NetGalleyより。面白かったです。死者と生者両方の「思い残し」への架け橋となる雅と和泉、そしてそこに加わる事になる遥は天職を得たのかなと思います。遥が短いながらも拝ミ座の一員として死者に寄り添って来た後半で明らかになる雅の後悔とその背景。拝ミ座で多くを救って来たであろう彼が掟により自身を救えず立ち止まったままであると知りなんとかその心を癒そうとする遥の優しさがあったから成し遂げられた結末がとても良かった。雅と和泉の出会いや遥と雅の恋の行方、ぶーちゃんさんも加わった新たな拝ミ座の物語も読んでみたい。

  • 細川 カヲル さん

     タイトルだけで購入したため本当に何も分からない状況で読みました。そういうこともあってか、イメージしていた劇団の在り方と本編で描かれる拝ミ座の在り方がびっくりするほど違って驚いたのはいい思い出。でも人と人との思い出を繋いでいく寂しくも優しさに溢れるような淡い色合いを彷彿とさせる雰囲気はかなり好みだった。  日常を描きながらもその陰にはちょっと不思議な事があって……なファンタジーっていいよね。そんでもって日常と非日常の割合が半々ぐらい(?)だったのもかなり意外だったけど読んでいく内にスッと馴染んでいった。

  • はる美 さん

    生きづらさを抱える遥は、死者の未練を演じる劇団「拝ミ座」と出会う。 霊を憑依させる雅と共に、想いを届ける舞台に向き合っていく4作の連作短篇集。 居場所のなかった魂との静かなやりとりが胸に沁みて、あたたかくなった。 ふたりも応援したいなー

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森原すみれ

作家。2020年『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』でアルファポリス「第3回キャラ文芸大賞」特別賞を受賞。2021年、同作にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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