キラレ×キラレ CUTTHROAT 講談社文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062769037
ISBN 10 : 4062769034
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
15cm,311p

内容詳細

満員電車の中、三十代の女性がナイフのようなもので切りつけられる事件が立て続けに起こった。探偵・鷹知祐一朗から捜査協力の依頼を受けた小川と真鍋は、一見無関係と思われた被害者たち全員に共通する、ある事実を突き止める。その矢先に新たな事件が起こり、意外な展開を見せるが…。Xシリーズ第二弾。

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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面白すぎてあっという間に読み終わった。ク...

投稿日:2012/10/17 (水)

面白すぎてあっという間に読み終わった。クライマックスのテンポのよさが心地よい。文庫版の表紙や帯もとても好み。

ameg さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    今回手掛ける事件は電車内で起きている連続切り裂き魔事件。今回気づいたのはこれまでのシリーズでは犀川や瀬在丸といった天才型探偵役がいたのに対し、このシリーズではいわゆる一般人が事件解決に挑む物語にした事。そのため小川と真鍋が事件捜査で覚える違和感やリアルさもこれまで以上に感じられた。そして小川自身が犯人に呼び出され自身が襲われてしまうことで素人が探偵紛いの捜査をすることの怖さをも描いている。正直もやっとした感じで終わるGシリーズよりも犯人が捕まり動機も含めて事件が解決するこのシリーズの方がまだ好感が持てる。

  • aoringo さん

    満員電車で女性を狙った切り裂き魔が出没する。犯人は明らかになったけど、満員の電車内で誰にも気付かれずにどうやって?という謎は残ったような。最後まで読んでみてもミステリーとして推理する余地はあまりなく、それよりも二人の軽妙な会話を楽しむほうがいいみたい。

  • @ さん

    【再読】]シリーズ第二作目。前作に比べると、アクションシーンもあるし、事件の真相もわかりやすいといえばわかりやすい。ただ、はじめて怖いと思った。あんまり森さんの作品では、事件や犯人に対して怖いなんて思わないしむしろ美しいと思うことがほとんどなんだけど。思い込みって恐ろしい。本人としてはそれが真実なんだもんな。自分の思う「ふつう」が本当に普通なのか、自分自身じゃわからないもの。何だかな。ところで、やっぱり真鍋君は頭が切れるようで、どこかずれてるところがやっぱり良いよな。

  • KAKAPO さん

    所々に、哲学的な言葉が無造作に落ちているので、それを発見し拾い集める楽しみはあるものの、『キラレ×キラレ』は、森先生らしさの薄いありふれたミステリーだと思う。しかしながら、プロットにはオリジナリティが感じられるし、程よい緊張感とスピード感を伴って進行する物語が、とても読みやすく。初めて森先生の作品を読む読者は、いきなり『すべてがFになる』から始めるよりも、“Xシリーズから読んでみる。”というのも良いかもしれない。そういう意味では、口当たりがあまり良くない『イナイ×イナイ』と順序が逆だった方が良かったかも。

  • さゆ さん

    やはりこれも事件よりは小川さんと真鍋君、探偵事務所の主である椙田さん(相変わらずのちょっぴり出場)、ブルジョア探偵の鷹知氏側の物語がメインの印象。真鍋君がもっとぐいぐい出てきても良いような気がするけど、大学ちゃんと卒業しないとね。事件は、事件自体もその経緯も真相も、なんだか冴えない感じなんだけど、物語の背景としてならいいんじゃない、という感じ(前作と同じ感想だなぁ) 西之園嬢が出る場面が増えたのは読者サービス? これはやっぱり別のシリーズもちゃんと読まないと、という気にさせられちゃうなぁ。

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人物・団体紹介

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森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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