好日絵巻 季節のめぐり、茶室のいろどり

森下典子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865063370
ISBN 10 : 4865063374
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
128p;20

内容詳細

茶室の中の季節の花、道具、お菓子…。著者自身が描いた73のイラストと、心に沁みる珠玉の言葉。

目次 : 年のはじまり(初釜の朝/ 風花)/ 春 「光」から始まる(不苦者有知/ 梅一輪/ 薄氷/ おぼろ月/ 春うらら/ 花嵐)/ 夏 「水」の美しさ(水辺/ 入梅/ 七夕/ 潮騒/ 蝉しぐれ)/ 秋 透き通った「風」を聴く(清風萬里/ 菊の香/ 月の頃/ 実り/ 木枯らし)/ 冬 「火」を見つめる(初霜/ 冬至/ 埋み火)

【著者紹介】
森下典子 : エッセイスト。1956年、神奈川県生まれ、日本女子大学文学部国文学科卒。十八年にわたるロングセラー『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫/飛鳥新社)が、2018年に映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃちゃ さん

    翳りゆく秋の夕陽に切なさを感じ、日に日に弱くなる虫の音に冬の足音を聞く…。日本に生まれた私たちは、知らず知らず五感で季節を感じながら暮らしている。日本文化も、四季の移り変わりを繊細で豊かな感性で捉え表現してきた。「お茶」と出会って四十数年、森下さんはお茶とともに一期一会を楽しんでこられた。季節ごとの茶碗、茶器、茶花、和菓子…、温かみのある柔らかなタッチで描かれたイラストと文は、季節の恵みを慈しみ愛おしく思う心の表れなのだろう。日本に生まれ四季の自然と共に生きる幸せを、しみじみと感じさせてくれる「絵巻物」だ

  • たいぱぱ さん

    「味のある」美味しそうな絵がたまらん!なんて食いしん坊丸出しな感想の冒頭で申し訳ありません。映画化もされた大傑作エッセイ『日日是好日』のシリーズ第三弾は森下さんが描きたいと思ったお気に入りの茶道具、茶花、和菓子(これを待ってたよー!)のイラストに短い文章を添えたイラスト 詩集のような一冊。これまた手元に置いて置きたい作品です。短い文章に森下さんの感性が垣間見えて、その感性の豊さに「同じ世界を見ていても、僕と違って見えるんだろな」と思わずにいられない。毎年、景色が違う世界が見れるような歳の取り方をしたいな。

  • Kei さん

    お軸、お花、お道具、そしてお菓子!狭いお部屋に季節の小宇宙。本当に素敵〜〜。著者を若い娘さんのように思っていたら、歳上の方でした。春は光から始まる 夏は水の美しさ 秋は透き通った風を聴く 冬は火を見つめる かくありたし!

  • akiᵕ̈ さん

    40年以上お茶を習い、道具やお菓子、季節の花から移り行く四季を存分に体感し、慈しんできた著者ならではの一冊。絶妙なタイミングで使い分ける道具やお供の和菓子など、森下さんが描いた優しい挿絵になんとも興味をそそられます。春は光、夏は水、秋は風を冬は火を。春夏秋冬を五感で味わい尽くせる茶道の奥深さというものは、日本人だからこそ感じ取れるものなのではと思います。見ていて日本がとても愛おしい!と思わずにはいられない素敵な一冊。

  • ぶんこ さん

    森下さんがお茶の先生宅で出会った美しい物、美味しい物をお得意の絵に残した絵本のようでした。お茶の世界の奥深さ、日本の四季のうつろいの色鮮やかなことが伝わってきて、あらためて日本の良さにしみじみとします。驚いたのは、平安時代に重陽の節句の朝、真綿を菊の花に載せて、香りの朝露をしみ込ませ、それで体を拭く「着せ綿」という行事があったと書かれていて、なんて奥ゆかしいことよ!遥か昔から日本人のささやかな香り、音などを愛でる感性が受け継がれてきたこと、その一端に茶道があったとわかる。武田先生の感性の素晴らしさに感動。

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人物・団体紹介

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森下典子

1956年神奈川県生まれ。日本女子大学文学部国文学科卒。大学時代から「週刊朝日」連載の人気コラム「デキゴトロジー」の取材記者として活躍。その体験をまとめた『典奴どすえ』を87年に出版後、ルポライター、エッセイストとして活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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