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「子どもが主語」の学校へようこそ!

森万喜子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865605808
ISBN 10 : 4865605800
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもも教職員も息苦しい学校は、「大人が主語」になっていないか。みんなが安心していられる「子どもが主語」の学校つくり方。

第1章 学校は、今、息苦しくないですか
学校を安心して学び生活できる場所に
公立学校こそ変わらなくては
「子どもたちのために」は本当に「子どもたちのため」?
学びは「苦」じゃないと気づける学校に

第2章 子どもが主語の学校って
 「文化」という言葉が都合よく使われる学校
 前例踏襲を壊すことはできるのか
 「オフィシャル・おせっかい」で教頭職を楽しむ
 学校の謎ルールも「なぜ? 本当? 正しいの?」で見直す
 安心して学び生活し、失敗できる場に
 脱屋台村――学校はこれからビュッフェになっていく

第3章 ゆるっと放牧な学校のつくりかた
 学校教育目標を変える
 名前って大事――学校組織を変える
 学校も会社も、命がけで来る場所じゃない
 保健室1時間ルールの謎と、「校内止まり木」増加計画
 「教室マルトリートメント」を排除
 魔法の杖が欲しい?
 やめたこと。公開研究会
 すぐできる「働き方改革」――「歓迎ナントカ様」「行事後の礼状」をやめる
 学校行事を変えた
 「できる」より「楽しい」を――生涯学習ゲートウェイに
 評価というノイズを取り除く――自分と対話し考える時間を大切に

第4章 「べき」の鎧を脱ごう
 「息苦しい学校」を、校長がつくっているのかもしれない
 行政文書の「校長のリーダーシップ」
 「隠さない、嘘つかない。「無謬」という言葉をこころに刻む
 「先生が足りない」問題
 権利という武器の磨き方

第5章 放牧マネジメント――職員とともに学校をつくる
 心理的安全性が保たれている職員室
 不機嫌は罪
 ビジネスパートナーであって家来ではない教頭
 パートナーの悪口を言うなかれ
 学校の大人たちの学び

第6章 保護者とともに

おわりに

【著者紹介】
森万喜子 : 1962年生まれ。北海道出身。北海道教育大学札幌校特別教科教員養成課程(美術)油彩画専攻卒業、兵庫教育大学大学院教育実践高度化専攻教育政策リーダーコース修了。千葉県千葉市、北海道小樽市の中学校で勤務。2016年〜2023年、北海道小樽市立中学校長。本質に根差したシンプルな学校経営を行う。2023年、『Forbes JAPAN』の「イノベーティブ・エデュケーション30―子どものウェルビーイングを実現する変革者たち」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • hiace9000

    元中学校美術教師にして元中学校長、そして今や日本の教育界のオピニオン・リーダー:森万喜子先生の"痛快なる"著作。その痛快さは、決して破天荒で型破りを意味するのではなく、氏が特技とする「前例踏襲の破壊、同調圧力の無視」ぶりが、どこまでも子どもたちを思う温かみに満ちたものであるがゆえ。読後、心晴れやかなのは、「学びは苦ではない」と、子どもも大人も気づけるからか。学校の「管理職」は、「経営職」と呼ぶべきとの提案や、学校の大人たちの意識と行動を変えることで子どもたちのチャンスは広がるーとの主張にも共感度は高い。

  • ムーミン

    工藤勇一氏、木村泰子氏と同じ教育観をもって学校の空気を変えていった様子が具体的に感じられました。付箋がいっぱいになりました。

  • ひさちゃん

    一気読み。筆者の森氏は、これまでオンラインで講演をうかがったことがある。ざっくばらんに思うことをのびのびと語っていたが、この本はそんな「森節」で、彼女の声が聞こえてくるようだった。自分は彼女の信念や教育理念には共感することが多く、今回付箋をつけながら読んだがすごい量になった。「子どもが主語の学校」…本当にいい。終盤には、彼女が校長として最後に語った卒業式式辞がそのまま掲載され、これもまた胸が熱くなった。よいことはカタツムリのようなスピードで進む。子どもを主語にした学校が少しずつ増えていきますように。

  • motoryou

    森先生個人としての、そして校長としての思いや考えがとても伝わってきます。それをちゃんと伝えようとする、そんなところが響きます。伝えたい、本当の思いはちゃんと伝わる。そして、きっとそれは「ことば」では「本当は」ないだろうな、とも。本の最後にある、学校だよりのメッセージ数編と、卒業式式辞のことば。目の前の人に、直接ことばを届けることの意味と責任を強く感じました。うそ偽りなく、格好つけることなく、目の前ことに正直に向き合いたいな、とあらためて感じました。私も、ゆるく、がんばろ、そう思いました。

  • はまちゃん

    自分の考えと同じと所や違いを自分の頭で考え直すきっかけとなった。目指すところは、「子どもが主語」で同じなので、そのための方法論を考え直し、自分自身で再構築するよう、様々な機会を通して、学び直そうと思った。

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