檸檬 乙女の本棚

梶井基次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845630561
ISBN 10 : 4845630567
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
げみ ,  
追加情報
:
18X19

内容詳細

目次 : 〜梶井基次郎の『檸檬』がイラストレーター・げみによって、 / 鮮やかに現代にリミックス。不朽の名作が、今、新たに / よみがえる。人気シリーズ「乙女の本棚」第4弾! / 小説としても画集としても楽しめる珠玉の1冊。〜 / (著者:梶井基次郎/絵:げみ)

【著者紹介】
梶井基次郎 : 明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した

げみ : 平成元年(1989年)兵庫県三田市出身。京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業後、イラストレーターとして作家活動を開始。数多くの書籍の装画を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    初めて読んだのはいつだったかも忘れているのに・・あの頃はただ字面をなぞっていただけだったろう。げみさんのイラストがどうにもしっくりくる。今なら少しは感じることが出来る。この文章の美しさ。この唐突さ。鬱屈した何かを抱えて生きていた頃はないですか?

  • ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中 さん

    人に優しくありたいと、ねがいながら。うまくいかないことも多いのです。伝わらなくて地に落ちて、踏みつけられて果肉が出ている、黒く汚れた私の檸檬。ああかなしいな、かなしいな。どうしたらよかったのかなと思い悩むと、それはいっそ憎しみに変わってしまうときもある。いっそのこと目が覚めるような美しい檸檬色ではなく、爽やかな香りのものでもなければこんなにもかなしくなかった。それでも置いてしまう暗い街に、土ぼこりのなかに大好きな檸檬。爆発するのかしら、美味しい檸檬ケーキとして食べてくれるのかしら、私の檸檬。

  • たっくん さん

    肺の病気、神経衰弱、植菌のせいばかりではない、「えたいの知れない不吉な魂」に抑えつけられ憂鬱な心情の「私」、ある日、京都の町を歩いていると寺町通里の果物屋に私の好きなレモンが並べてあった。レモンをひとつ買い、それを握ってみると「不吉な魂」が幾分和らぎ、幸福を感じた。そして「丸善」に寄ってみると、再び憂鬱が立ち込めてきた。「私」は、買ってきたレモンを画集の上に置いてみると・・「得体の知れない憂鬱な心情」を色彩豊かな感情で詩的に描いた名作だが・・難解。

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    【乙女の本棚】シリーズ12冊目📚️あてもなく京都の街をさまよい、果物店で見つけた檸檬…その冷たさはたとえようもなくよかった🍋レモンってなかなか漢字で書けないですよね(笑)挿し絵は今作で3冊目の『げみ』さん。『蜜柑』とはまた違った感じで物語を表現しています(*^.^*)

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。挿絵に惹かれて。檸檬を置いていったんですね。解釈が挿絵だとわかりやすい。

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梶井基次郎

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した

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