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江戸の空、水面の風 みとや・お瑛仕入帖 新潮文庫

梶よう子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101209548
ISBN 10 : 4101209545
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大好きだった兄の長太郎を亡くしたお瑛も、今は成次郎と夫婦になり幸せに暮らしていた。そんな時、圭太という男が現れる。料理茶屋『柚木』の新しい奉公人だ。何くれとなくお瑛を助けてくれた女将のお加津は、優しくて手際のよい圭太を褒めちぎる。でも、何かおかしい…お瑛の胸はざわついた。お加津さんは何を考えているの?お瑛は猪牙舟を大川に漕ぎだしていく。好評「みとや」シリーズ!

【著者紹介】
梶よう子 : 東京都生れ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005(平成17)年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。’08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。’16年『ヨイ豊』で直木賞候補、同年、同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。’23(令和5)年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タイ子

    シリーズ第4弾。8年後、お瑛も結婚して今や5歳の坊やの母親に、お世話になったご隠居さまも亡くなり、お瑛の兄がふぐにあたって急死してから8年。今作の大きな出来事は何と言っても母親代わりに育ててくれた料理茶屋のお加津が気に入って雇った圭太の存在。お加津は大のお気に入りだが、お瑛は圭太をいぶかる。騙しのテクニックを上手く使い身代を乗っ取ろうとするに違いない。読んでいても腹立たしくなる存在。でもね、江戸っ子気質を舐めちゃいけないよ、助けてくれる仲間がいる限り。今日もお瑛の漕ぐ櫓の音が水面に吹き抜ける。

  • のぶ

    シリーズの四作目という事だが、自分は前作の「はしからはしまで」を読んでいないので、冒頭で流れがつかめず戸惑ったが、本作はその8年後の話という設定だという事を途中で知った。第2シーズン幕開けなので、その辺は特に気にせずに読み進めて問題なかったのだ。お瑛が一緒になり今は共に店を営んでいる亭主の成次郎と、5歳になる一人息子の長太郎、そして菅谷道之進とお花の娘である花甫が登場する。お瑛の亭主である成次郎については過去が分からず謎めいている。この先のシリーズでそのあたりが明らかになるのか?今後が気になる。

  • 真理そら

    「みとや」シリーズ第4弾(というよりseason2の開幕ですか)お瑛は相変わらずみとやの経営に頑張っているが、成次郎という夫と長太郎という息子の3人家族になっている。登場人物の関係性などが忘却の彼方に消えていて覚えているのは兄・長太郎の事だけだったけれど楽しく読了。お瑛さんの日々は充実しているが、成次郎が謎めいているのが気になる。できるだけ早く続きが出て欲しいと願う読者である。

  • kei302

    みとやシリーズ新章開幕。百均みとやメルカリを始める。お瑛の夫成次郎何者? 何やら苦労した過去がある感じだけど良い人っぽい。今回は明らかにせず持ち越し。それにしても、お加津さんに取り入った圭太の恐ろしさよ。私の近くにも似たようなことをして人を陥れるタイプの知人がいる。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「みとや・お瑛仕入帖」第四巻。第四巻と言うより、新シリーズの開幕巻と言う様相でした。前巻から八年経っています。お瑛は夫婦になり、長男が生まれてます。夫の成次郎の説明が何も無いので、これから徐々に明らかになって行くこと期待してます。新シリーズも三部作になるのかしら?みとやは新しい商いの形を夫婦で模索中、これからどうなって行くのかしら?二人の間に生まれた息子がどんな風に育て行くのかも楽しみですね。次巻に期待大です。

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