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ご破算で願いましては みとや・お瑛仕入帖

梶よう子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103368519
ISBN 10 : 4103368519
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小間物屋を営んでいた両親を永代橋の崩落事故で失ったお瑛。兄と二人、ようやく十六歳の細腕で店を開いたものの、能天気な兄が仕入れてくる困った品々に、てんてこまい。山ほどの数の算盤に、不気味な守り刀、恋歌が書かれた五枚の不思議な絵皿まで…。ふだんは健気で臆病なお瑛も、いざ舟を操れば男顔負けの腕前を発揮する。いわくありげな品々をめぐる謎が、思わぬ人間模様を浮かびあがらせ、いつしか亡き父の秘密まで明らかに。しっかり者の看板娘お瑛と若旦那気質の頼りない兄。凸凹コンビが活躍する下町よろず屋繁盛記。ちょっと切なくて、でも心が晴れやかになる時代小説。

【著者紹介】
梶よう子 : 東京都生まれ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。2008年、「一朝の夢」で松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BlueBerry

    今で言うところの100円均一ショップの市井人情物の連作短編集。おっとりした雰囲気と主人公の元気さが「売り」と言うことなのでしょう。「落ち」が割と普通な感じなのが若干物足りない感じがしましたが、まあまあ妥当だと思います。息抜きに読むには丁度良さそうな本だと思います。

  • 七色一味

    読破。軽い、と言う感じの日常ミステリ風時代小説です。登場人物達にはそれなりの背景が設定されているんですが、それがどうも本当に背景になっちゃっているのか、シリアスであるべき部分も軽く感じてしまいます。敵役(?)になるかと思った叔父との確執も、どうもこう上っ滑りしてしまってる感じ。長太郎がどうも軽いくせに秘密主義で物語と合っていない。ご隠居さんの正体もあかしてしまったので、シリーズとして続けるには「引くもの」がないような気がするな。

  • 万葉語り

    シリーズ1作目。連作短編6作。永代橋の崩落事故で両親と店を失った兄妹が周囲の助けを借りて、今の100均にあたる何でも屋みとやを営む。しっかり者の妹お瑛はお店番で船に乗ると人格が変わる。放蕩ものの兄は妙なものをたびたび仕入れてくる。知ることはつらいことだけど、大人になるということ。これから兄と妹が支え合いお店再興が叶うといいと思った。017-81

  • ねむねむあくび♪

    図書館の本。面白かったけど、物足りない。梶さんの作品は、切ない話のほうが良いね。『商い同心』『出世致したく候』などの明るめの作品を読むたびに感じる物足りなさ。本作も面白いが、軽妙さではなく、軽々しさ、を感じてしまうなぁ…( ˘•ω•˘ ).。இうむむ

  • したっぱ店員

    お江戸の100円ショップを営む健気な妹とすちゃらかな兄。妹が舟を漕ぐと人格が変わるとかの設定はいいと思うけど、なんだか物足りない序盤。中編くらいにしてもう少し掘り下げてほしい気も。最後の話で不穏になり、色々明かされて盛り上がったけど、やっぱりもうひとつな印象。こちらの事情ですが、時代物経験が少なく、どうしてもマイベストな「みをつくしシリーズ」と比べてしまうので申し訳ないです

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