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長い夜の国と最後の舞踏会 2 -ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊-オーバーラップノベルスf

桜瀬彩香

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784824001160
ISBN 10 : 4824001161
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
鈴ノ助 ,  

Content Description

リベルフィリアから一夜明け、舞踏会の日。家族を奪った者達への復讐だけを抱えて生きてきたディアは、リベルフィリアで大好きな精霊ノインと過ごした時間を思い、確かな幸せを感じていた。ノインも優しく寄り添い、ディアのために食事やドレスを用意してくれる。久しぶりに温かな時間を過ごし、お腹も心も満たされるディア。しかし、そんな時間の中でもディアの復讐の意志は揺るがず、最後の舞踏会に向かう準備を整えていく―。そうして会場へ歩み始めるディアを迎えにきたのは、元婚約者の第一王子リカルドだった。彼はディアが家族の死の真相を知ったことに気付いていたようで、ディアの家族を殺す命令を下したのは自分だと告白する。静かなる復讐劇の先でディアとノイン、そして長い夜の国が迎える結末とは―?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すがはら

    いよいよ運命の舞踏会かと盛り上がりを期待して読み始めたら、そこへ至る半日の描写が非常に長かった!繰り返しディアの心情の独白があり、ノインは手料理を振る舞い続け…。復讐の方法が明かされて舞踏会へ向かってからも、今度はリカルドとのやり取りが続いて、正直なところ待ちくたびれました。この流れで狙いどおりの復讐ができるのかと疑ってしまいましたが、描写される絵柄はなかなか美しくて良かったです。リカルドの悲しい事情も分かったので毛玉との生活の始まりにはホッとしました。

  • starly

    リカルド、ディルヴィエ、ジルレイドと1巻では語られる事のなかった彼らからの目線での話しもあり1巻より楽しめた。それによって彼らに対する印象も変わり、これは多数の登場人物から見た視点での話しの方がよりいっそう楽しめるかなと思う。復讐後、主人公にやっと命に危機のない幸せが訪れたようで良かった。

  • くまくま

    リカルド側の内情

  • 色素薄い系

    結局一番の元凶であった人達にはそれ相応の報いがあったのでこれはこれで良かったのだと思う。リカルドの行動の一貫性のなさと婚約者に収まっていた謎が本当の意味で解けたけど、最後まで悪役に振り切れなかった中途半端な人だったなという印象を受けてしまった。それでも全ての事から解放されて毛玉と仲良く過ごしてくれや、とは思った。

  • chie

    ようやく題名の「最後の舞踏会」に。ずっとディアにとっての世界が語られていたのがリカルド・サイドからの事実が予想外で辛かった。16歳ですべてを守ろうと頑張っても出来るわけも無く。人外の者たちは人外らしく自分のお気に入り以外は知ったことでは無く(それでも契約に縛られてはいるのですが)。おとぎ話は残酷でもあると思わされた作品でした。 それにしても外交を担当していた人達は人外についても知っていただろうに何やっていたんだ・・・。 リカルドはもう十分苦しんだので毛玉のお姫様と穏やかに暮らしていって欲しい。

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