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オオカミの謎 オオカミ復活で、生態系は変わる!?

桑原康生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416114056
ISBN 10 : 4416114052
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan

Content Description

目次 : 1 オオカミはどんな動物?/ 2 人間とオオカミ/ 3 オオカミと生態系/ 4 オオカミ再導入とは/ 5 オオカミと暮らす

【著者紹介】
桑原康生 : 1962年、長野県生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業後、アラスカ州立大学にて、1年間野生動物管理学を学ぶ。現在、北海道標茶町にある「株式会社オオカミの森Howlin’Ks Nature School(ハウリンケイズネイチャースクール)」代表を務め、「オオカミの目を通して自然を考える」のテーマのもとに自然教室、英語教室を開き、同時に米国イエローストーン国立公園やモンゴル等への野生動物研修ツアーも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ochatomo

    オオカミが犬に似た風貌と知って興味をもち、読友さんから紹介いただいた知見本 著者は自身で飼育し、毎年イエローストーン国立公園で研究者から話を聞くとのこと 具体的に偏らずまとめられて、知識欲と向学心を導く 2014刊

  • ワッピー

    北海道標茶町でオオカミを飼い、ネイチャースクールを開催していた桑原氏の著作。子供向けに書いてありますが、オオカミというものを理解するうえで、生態学を軸に、どのような役割を果たしているのかを丁寧に解説し、日本でオオカミが絶滅したあとに起きた現象を検証、生態系のバランス回復のために再びオオカミを導入することを提唱しています。巻末のオオカミ情報も充実しています。ただし、現在のネイチャスクールには、もうオオカミはいないとのことで、すぐ近くで見ることができる施設がなくなったのは本当に残念です。

  • frosty

    ニホンオオカミよりも、どちらかというとタイリクオオカミなど、現存するオオカミの話が主。オオカミがいることでもたらされる利益と害。オオカミを復活させることによってもたらされる変化が詳しく書いてあった。オオカミはめったに人を襲わない。オオカミが人を襲うのは、人への警戒心が薄まって、人に近づきすぎたから。でも、それはオオカミのせいじゃない。私も含めて、オオカミに近づきすぎた人間のせい。興味本位で近づいて餌をあげたりしているのは人間の方。これを読んでいて、「獣の奏者」をものすごく思い出した。

  • uD

    多くの神話や伝説、童話などの物語に登場するオオカミ。 直接、目にしたことはありませんが、子どものころから興味を持っていたことを覚えています。 オオカミは宗教とも結びつきがあるようですね。 日本人にとっても特別な存在。 そんなオオカミですが、飼育するのは少々困難なようです。 野生の個体は、基本的に警戒心が強く人には近づきません。 ですが飼育環境では当然、人慣れしてしまい、事故が起きることも… オオカミという動物の入門書として最適な内容でした。 次は、ニホンオオカミの本を読んでみたい!

  • えくぼパンダ

    オオカミに関する奥深い素晴らしい本でした。オオカミにスポットを当て解りやすく、丁寧に書かれており、小学生の高学年から大人まで楽しめる内容でした。専門書のように詳しく書かれてると思えば、本の中を見るとイラストなどは可愛く、写真も豊富、解りにくい箇所は参考図までついている工夫が読み手のことを考えていて良かった。ただのオオカミ図鑑ではなく過去・現在・そして未来のあるべき姿の提案(オオカミの再導入)についての作者の考えが描かれており共感できました。オオカミの自然教室にに参加してオオカミに触れてみたくなりました。

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