4分間のマリーゴールド 小学館文庫

桐衣朝子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094066982
ISBN 10 : 4094066985
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

救急救命士の花巻みこと(24)には、手を重ねた人の最期の姿が視えるという特殊な能力があった。だが必死に救命処置を施しても、その運命を変えることはできない。父親の再婚で姉となった沙羅に特別な想いを寄せるみことだが、あるとき沙羅が1年後に命を失う運命にあることに気づく。誰にも言えない想いを抱えたまま、運命の日は刻一刻と近づいてきて―。2019年秋、TBSにてドラマ化決定!新聞各紙激賞の原作は、著者の娘であるキリエ作。みことと家族の出会いの物語を書き下ろした、この秋一番の感動作!

【著者紹介】
桐衣朝子 : 1951年、大阪府生まれ。2012年、第13回小学館文庫小説賞を受賞し、『薔薇とビスケット』でデビューした。2人の娘は漫画家のキリエで、『4分間のマリーゴールド』の原作者である

キリエ (漫画家) : 第74回小学館新人コミック大賞青年部門大賞受賞。母は小説家の桐衣朝子。『4分間のマリーゴールド』で初連載を果たし、初ドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えみ さん

    涙無しでは読めない。優しくて切なくて温かい物語。元々は漫画が原作だと知っても、何の違和感もなく小説として楽しめた。恋愛×仕事小説ではあるけれど、家族の愛もしっかり描かれていて家族っていいなぁとしみじみさせられた。皆いい人。だからこそ切なさに胸が締め付けられる。救急救命士のみことは人の死が視えてしまう能力に苦しんでいた。救命士としてなんとか死を回避させようとするが、運命は変えられないと打ちひしがれる。運命を変えたい、変えなければ自分の愛する人が死んでしまう。…最後の最後に4分間の意味を本当の意味で理解した。

  • きたさん さん

    ドラマが始まるということで、原作3巻のノベライズであるというこちらをまず手に取ってみました。原作はまだそこまで読んでいないのですが、メインキャラクター達の心情、救急救命で関わる事例の切実さ、など、とても丁寧に書かれているんじゃないかな、という印象を受けました。ノベライズ作家の方が原作者のお母さまと知り、その丁寧さにとても納得。家族で創られた作品、ということが、この作品らしさによりなっているように感じました。ドラマが楽しみです。

  • チェス さん

    なかなかドキドキさせられ、ドラマ見てなくて良かった。ラストホロリと。

  • *ふうか* さん

    純粋すぎてもう。

  • TK さん

    タイトルの「4分間」に納得!(笑)。物理的な死はあるけれど、その人との繋がりはなくならない。死んでしまった人でも、夢の中で、生前したことのない会話もするし、頭の中で、見たことのない行動を思い描くこともできる。永遠に生き続けるとは、そういうことなんだろうな。

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桐衣朝子

1951年、大阪府生まれ。2012年、第13回小学館文庫小説賞を受賞し、『薔薇とビスケット』でデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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