僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く 小学館文庫

桐衣朝子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094067675
ISBN 10 : 4094067671
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

「強迫性障害」を抱える島津圭司は、毎晩恐怖に襲われ目を覚ます。今日も気づかないうちに、自分が誰かの「死」の原因を作ってしまったかもしれない…。あるとき、圭司は透き通るような肌をした青年・藤堂星矢に出会う。社会や人との接触を忌み嫌ってきた圭司だったが、星矢の言葉に背中を押され、漫画家としてのキャリアと向き合うようになる。障害のせいでぶつかる壁に、一つずつ挑む圭司を待ち受けていたものとは。そして、十歳で死んでしまった弟・龍二に最後にかけた言葉を悔やむ圭司が、やっと見つけた真実とは…。母娘で贈る、新たな奇跡の感動作!

【著者紹介】
桐衣朝子 : 1951年、大阪府生まれ。2012年、第13回小学館文庫小説賞を受賞し、『薔薇とビスケット』でデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 梨愛 さん

    『4分間のマリーゴールド』の作者である娘さんの挿絵を使った豪華母娘コラボ。『強迫性障害』を抱える島津圭司は障害のせいで消去法で漫画家になった。10歳で病死した弟・龍二への思いから人との関わりを極力減らして生きてきた圭司。ある日事故で救急搬送された時の担当救命士・まりあと病院で知り合った青年・藤堂星矢のふたりとの出会いをきっかけに彼の人生がゆっくりと動き始める。今まで逃げてばかりいた日々の壁に一つずつ挑むようになり、やっとたどり着いた真実とは…。登場するのは個性豊かな愛すべきキャラばかり。感動できる。

  • ミレ さん

    友達に勧められた本ですが最初は強迫性障害の感覚が掴みにくく読みにくいなと言う印象でしたが中盤から一気に読んでしまいました。そして主人公の成長していく姿に感動しました。コロナ禍だからこそ、最後は幸せになれる余韻に浸りたい作品が好きなのでこの作品はピッタリでした。

  • HASE, Moto さん

    強迫性障害に苦しむ駆け出しの漫画家は、少年時代に弟を亡くし、後悔を抱え続けている。 300ページに満たない作品とは思えないほど濃密で、それでいて瑞々しくしなやかな、人生の軌跡。 主人公を苛む猛烈な「生きづらさ」は、一つの奇跡と幾つかの出会いを契機に変化していく。不器用で時に滑稽ながらも力強いこの変化を、何と言えばいいか。動き出す、開いていく、光が差す。 漫画製作の凸凹チームが一丸となる場面は優しくて爽快。7人を描いた絵には涙が出た。 「生きること」を再び始める。止まった時間を再び動かす。そんな物語。

  • haruto26 さん

    懸賞でサイン本が当選。強迫性障害、救命士、漫画家についての知識が色々得られた。

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桐衣朝子

1951年、大阪府生まれ。2012年、第13回小学館文庫小説賞を受賞し、『薔薇とビスケット』でデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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