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風雷きんとん お江戸豆吉

桐生環

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577050606
ISBN 10 : 4577050609
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

豆吉がスリにあった!犯人はスリの大名人『そよ風宇平』の孫?しかも、さらなるひみつが…

【著者紹介】
桐生環 : 静岡県出身。本とちょんまげ好きがこうじて、子ども向けの時代物創作を始める。賞歴に、第15回小学館「おひさま大賞」童話部門・最優秀賞「コイになったとのさま」(「おひさま」本誌、おひさまセレクション「楽しくなっちゃうおはなし16話」に掲載)。第2回フレーベル館ものがたり新人賞優秀賞受賞作『けんか餅』(お江戸豆吉1)にてデビュー。好きな和菓子は、みたらし団子

野間与太郎 : 岡山県出身。児童書の挿絵、学習まんがなどを手がける。好きな和菓子は、豆大福(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • がらくたどん

    お江戸豆吉も3冊目。児童書には珍しい妖怪も変化も出てこないザ・人情市井物語。修行のために店を出された老舗菓子屋(当たり前ですが「和」菓子です)の跡取り若旦那と「お目付け役」の優しく働き者だけどちょっぴり心配性の小僧豆吉の和菓子屋繁盛記。主役菓子は「きんとん」(栗きんとんではありません)!豆吉君が仕込みの代金を掏られた上にケガをするという大ピンチから始まる本作。技術一本・芸一つで生き抜く職人・芸人の意地と矜持の裏表を、児童物らしく上手に腹に残る餅を仕込み餡でくるんで纏めている。浅草見世物のマメ知識が愉快♪

  • mocha

    和菓子屋の小僧さん豆吉シリーズ第3弾。おつかいのお金を盗られた豆吉はスリを探そうと奔走するが、その犯人には意外な事情が…。ケンカっ早くて情にもろい3人組や訳ありの老人達といった江戸っ子気質の大人達が、子ども達を温かく包む。行いの善悪からジェンダーの問題まで?優しい豆吉がやわらかく受け止めていく姿にほっとする。江戸の暮らしを解説する「お江戸豆知識」のコーナーもとても良かった。[NetGalleyにて]

  • Roko

    お客様の佐太郎さんのところへお団子を届けた帰り道、豆吉はスリにあってしまい、お金を取られた上にケガまでしてしまいました。豆吉は悔しくて犯人の子(こうちゃん)を捜し、見つけることはできたのですが、その子の秘密にビックリ!今回も、ご近所のみなさんの親切なおせっかいが始まります。こうちゃんに、スリなんかしてちゃダメだよ、手先の器用さがあるんだから、手品を習ってはどうだろうということになりました。#NetGalleyJP

  • 雪だるま

    お江戸豆吉シリーズ第3段。児童書だというのにもうすっかりこのシリーズのファンです。和菓子屋「若豆屋」の豆吉がスリにあうところから始まって、いつものようにテンポ良くワクワクするストーリーでした。子供が読んでも楽しめること間違いなし!江戸の風俗や和菓子にも興味を持つキッカケになりそうです。 #NetGalleyJP

  • 遠い日

    NetGalleyにレビューを投稿し、抜粋で帯に使っていただき、一冊献本でいただいたので紙の本で再読。シリーズ3ともなると若豆屋の常連さんともご近所気分です。豆吉の真面目な働きぶりはもちろん、この頃では若旦那とくだけた会話もできるようになってきて、その成長ぶりが眩しい。その豆吉がお使いの途中でスリに遭うという不穏な出だしでしたが、犯人をとっ捕まえるというだけじゃもちろんない。江戸人情に絡んでぽっと心に灯を灯す。コウちゃんの心の襞をだいじに導くみんなの気持ちがいい。巻を重ねて和菓子はますますおいしそうです。

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