敷島隊 死への五日間 神風特攻隊長関行男と四人の若者の最後 光人社NF文庫

根本順善

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769823735
ISBN 10 : 4769823738
フォーマット
出版社
発行年月
2003年02月
日本
追加情報
:
16cm,275p

内容詳細

諸君はすでに神である―大西長官から特攻を命じられてから、アメリカ空母に体当たりを敢行して生を全うするまで、逃れられない死と直面しなければならなかった若者たちの秋霜烈日の青春の時を綴る感動作。三十年間「特攻」を追い続けてきた映画監督が、多くの証言を得て五人の搭乗員の懊悩葛藤を描く鎮魂譜。

目次 : 第1章 死を決められる日/ 第2章 出撃/ 第3章 軋轢/ 第4章 一期一会/ 第5章 わかれの日/ 終章 敷島隊体当たり後の記録

【著者紹介】
根本順善 : 脚本家故八木保太郎門下を経て、新東宝撮影所の助監督となる。テレビドラマ「おさな妻」で監督デビュー。「光GENJI・ふしぎなBABY」といったエンターテイメントの映画を監督する一方、昭和61年度のテレビギャラクシー賞を受賞した「比叡山紀行・阿闍梨二千日を歩く」のような本格ドキュメンタリー作品も演出する。1991年、神風特攻敷島隊を追視した映画「北緯15度のデュオ」を監督し、同年度の日本映画復興会議奨励賞を受賞する。日本映画監督協会関西部会副幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    特攻を命じられた後の敷島隊の5人の心境を思い描いた一冊です。心境を類推するとやりきれないものがあります。特に命じた側になった瞬間に他人事になったり、レイテのみの特別な作戦が常態化したりすることに恐ろしさを感じました。

  • かおりんご さん

    小説。史実をもとにしているけれど、脚色あり。特攻隊に任命された関行男大尉と敷島隊の隊員たちが、突撃するまでの5日間を表したもの。非常に読みやすく、あっという間に読み終わりました。小説仕立てだから、より感情移入してしまいます。

  • Mayumi_M さん

    青春小説感満々になっちゃってたせいか、神風特別攻撃隊の命名者であった猪口力平と、同時期にシブヤン海で沈没した武蔵艦長の猪口敏平兄弟の悲劇性に目が移ろってしまった。

  • けい さん

    出撃までの関隊長と部下の姿や思いがよく描かれていて、読みながら胸が痛かった。特攻、、、私ならできん。。。怖いし、たまらん気持ちやし。。。

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根本順善

1935年埼玉県生まれ。脚本家・故八木保太郎氏の門下を経て、新東宝撮影所の助監督になる。東宝・福田純監督に師事後、テレビドキュメンタリー作品「比叡山紀行・阿闍梨2000日を歩く」でギャラクシー賞受賞。1991年「北緯15度のデュオ」で日本映画復興会議奨励賞を受賞。日本映画監督協会会員(本データはこの

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