Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ささのは

  読了日：2025/03/13

  大河ドラマ「光る君へ」で書道を指導した先生によるくずし字の本。私は書を見ても何が書いてあるかさっぱりで、なんとなく好きかどうか位しかわからない。読めたらいいなというのと、この先生の字が好みなので読んだ。説明は丁寧だが一字一字が見慣れなくて難しい。少しずつ把握していくしかなくて、できたら自分で書いた方が覚えられるんだろうな。そう思いつつ途中から説明は飛ばして先生の文字だけひたすら鑑賞。小さいのに掛け軸を見ているようなスケールの大きさが感じられてすごい。禅語や漢詩、和歌にも触れてみたくなった。

• コウママ

  読了日：2025/11/28

  図書館本。大河ドラマひかる君への書道指導をされていた先生との事で、うまくくずし字を書くコツ本かと思ったら「くずし字を読む」だった。読むという発想がなかったので新鮮で面白い。手元においてちょっとずつ読みたい。

• Aby

  読了日：2025/11/23

  明治30年代の手書き文書を読まねばならなくなり，必要に迫られて最初の1冊．超超超初心者には助かった．◆公的な記録なんだから，百年後の人間が読むことを考えて書いて欲しかった…って，書いた人は，百年後の人間に書に対する教養がないとは想像もしなかったろうな．

• OjohmbonX

  読了日：2025/06/28

  読んでいると例えば斉藤と齋藤を間違えると失礼みたいな感覚が霧消していく。漢字の偏と旁の位置関係も固定的ではないし、仮名は現在の平仮名の字形よりさらに簡略化された先もあれば、元の漢字に近い形も、みな「同じ字」として認識されている。英語の発音がリエゾンによって単語間の境界が曖昧になったり、hやtの音が省略されたり、thがfに転じたりして、リラックスした会話や特定の地域の発音ではそれらが激しく生じてほとんど聞き取りが困難になるが、よくその音の動きを見つめると、元の言葉や発音の名残があるのと似ていると思った。

• どん

  読了日：2025/05/22

  くずし字はわからないと、あきらめていたが、この本を読むと奥が深くとてもおもしろかった。 ただ、説明を読まないとわからないものが多い。一つのかなも、いろいろな漢字がくずされている。バランスと美しさで選ばれ、書き方も変わる。美しいお手本を見て楽しむのが良い。

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