Books

経済学者の勉強術 いかに読み、いかに書くか

根井雅弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409241233
ISBN 10 : 4409241230
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

経済学史研究者にして書評家の著者が、執筆者生活30年にわたる自身の来歴をふまえて伝える読書と勉強のワザ。幅広い知識の吸収、語学力、古典の重要性を語るとともに、経済学史の新たなアプローチも示唆。清水幾太郎、菱山泉、伊東光晴などとの交流、経済学者の裏話も満載で、学問の「効用」が伝わる一冊。

目次 : プロローグ―清水幾太郎先生のこと/ 第1章 好きな著者に親しむ/ 第2章 古典をどう読むか/ 第3章 文章を書く/ 第4章 書評の仕事について/ 第5章 新しいアプローチを求めて/ 第6章 未来志向の学問を/ エピローグ―再び読書について

【著者紹介】
根井雅弘著 : 1962年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    根井さんの経済学関連の著作はかなり読んできています。これはご自分の経験を書かれていて経済学を志望する学生は少なくともこれくらいは勉強しなさいよという気持ちが込められています。ただ根井さんのように大学に入る前から清水幾太郎先生のもとに出入りしていることなど普通ではできないと思われます。それとかなり確固とした気持ちで研究に向かわれている姿勢は常人には無理な感じです。早稲田大学で勉強したがそのときからすでに京都大学の菱山泉先生に就こうということで、早稲田の大学院ではなく背水の陣で京都大学の大学院を受けています。

  • Francis

    経済学史研究者根井雅弘さんがこれまでどのようにして勉強してきたかをまとめたもの。意外にも清水幾太郎さんに大きな影響を受けていたとは。そして根井さんが大学院進学を希望した時、清水さんが大学院への紹介状を書いてもらおうとした最初の相手が青木昌彦さんだったなど、驚きのエピソードも多かった。マーシャルやケインズ、シュンペーターの学説についての根井さんの考え方もとても参考になる。何度でも読みたい本。

  • 呼戯人

    根井さんの勉強術を自慢話も交えながら軽めに綴った本。若い頃から清水幾太郎と親交があり、読書術や学問の進め方などをアドバイスしてもらい、さらには経済紙などに書評の仕事もしていたというような話は面白かった。自分の勉強法に何か参考になる点があったかというとあまりなく、いままで通り宇沢弘文の本を読みながら経済学の勉強を続けてゆくという決心は変わらなかった。

  • メガネ

    「勉強術」という名の付く本は、書店に行けば山ほど積まれていますが、大学教授というアカデミックな世界にどっぷり使っている人の勉強術を著した本は意外と少ないと思い手に取りました。著者は経済学史を専門としているため、経済学を学んでいない人にとっては厄介な文章でした。第1章から第3章までは苦痛で仕方がなかったのですが、なんとか耐えました。皆さんが想像する勉強術を知りたいのであれば、第5章を読むことをオススメします。最後は本の読み方で締め括られています。ま、同じことが帯にも書いてあるのですが。

  • さっとん

    この本から伝わってくるのは、研究者の勉強のレベル感である。忙しく働いている人や多くの学生は、新書や初学者向けの解説本、Webの知識で満足してしまっている。しかし、それでは、血肉となる知識は得られない。専門書を読み、論文を読み、また原文を読む。そこまで時間をかけて初めて身になる。もちろん、自分が専門とする分野はそういう読み方をして、そうでない分野は浅く広げていく戦略がいいと思うが、少なくとも、自分の強みとする分野においては焦らず時間をかけてじっくりと自分の芯になるような勉強法が必要である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items