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カフェどんぐりで幸せ朝ごはん 角川文庫

栗栖ひよ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041135617
ISBN 10 : 4041135613
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不登校になりかけの女子高生、ブラック企業に翻弄されるサラリーマン、夜もバイトをして夢を追う劇団員――余裕のない心と身体に染みわたる、滋味深い朝ごはん。鎌倉のカフェを舞台にした温かな連作短編集。

【著者紹介】
栗栖ひよ子 : 2018年『菓子先輩のおいしいレシピ』で小説家になろう×スターツ出版文庫大賞の特別賞を受賞し、書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Karl Heintz Schneider

    鎌倉の少し奥まった細い路地に入るとこんな看板が「カフェどんぐり ご予算内であなただけの朝食をお作りします。」店主は20代なかばの高身長男子・あさひ。店の前で心や体に不調を抱えていそうな人に声をかけ店へと誘う。「朝食を必要としている人においしいものを届けるのが自分の仕事だと思っているので。」5話からなる短編集だが登場人物がゆるくつながっており最終話ではすっかり元気になった彼らのその後が描かれている。私は朝はヨーグルトと野菜ジュースで簡単に済ませているがこんなカフェが身近にあったらたまには行ってみたいと思う。

  • 蝶子

    素敵な短編連作だった。癒しが欲しい時にぴったり。みんな大なり小なり悩みを抱えてるけど、カフェでの朝ご飯を通じてなんとなく気づきを得て前向きになっていく。こういうスケールが小さい話も大好き。特に女優志望の子の話が刺さった。お金がないって本当に辛いよね。私も心当たりがある。あと最終的にあさひさんも謎の男のままで終わったのもよかった。謎の男と言ってもカフェの店長でいい人というのはわかるものの、あさひというのが姓なのか名なのかもわからず、家族とか経歴とか一切明かされずに終わったのがいい。

  • mayu

    やさしい世界。鎌倉にある緑に囲まれた森のような「カフェどんぐり」はおまかせでお客さんにあった朝ごはんを出してくれるカフェ。店主のあさひがなんとも優しく悩めるお客さんを包み込みこみ、朝ごはんをきっかけに人生が好転していく連作短編集。出てくる朝ご飯が美味しそうで美味しそうで、たまらない!!料理の種類にそんなに簡単に用意できるの!?というひねくれた思いが一瞬浮かぶけど(笑)朝がとんでもなく苦手だけど、こんなカフェがあったら朝に対する苦手意識も変わるかもと感じる優しさに包まれた一冊だった。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    いい。好きな雰囲気ど真ん中!シマリスがちょろちょろしてるってだけでもうなんか癒される。何も考えず、ただひたすらのんびりしたくなるカフェ。休日の朝にぜひとも訪れたい。

  • よっち

    鎌倉にあるツリーハウスと広々としたガーデンテラスがある素敵なお店「カフェどんぐり」。店主のあさひが心と体に優しいお客様のため朝ご飯を振る舞っていく連作短編集。学校に行きたくない気分の女子高生には具だくさんの台湾おにぎり、ブラック企業で疲弊したサラリーマンには滋養たっぷりのスープ、夜もバイトをして夢を追う俳優の卵には甘いミルクレープ。ふんわりとした優しいあさひさんによる余裕のない心と身体に染みわたる美味しい朝ごはんが、訪れた人たちの心を癒やして前を向くための背中を押す力になってゆくとても素敵な物語でしたね。

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