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脳がわかれば世の中がわかる すべては、ここに始まる 知恵の森文庫

栗本慎一郎他

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334782672
ISBN 10 : 4334782671
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ゲリラや民族を動かす「生命の指令」とは(栗本)、メスをめぐるシビアな競争が脳を大きくする(沢口)、脳(言語)が違えば現実(世界)も違う(養老)、人間は恋する動物である(立川)…etc.心・言葉・意識・社会…あらゆるものを生み出す脳の働きがわからなければ、人間など理解できない。脳と心の不思議をスリリングかつ平易に解き明かす。

目次 : 序 いま、問い直される「生命」の「意味」(栗本慎一郎)(二〇世紀の第四・四半期で人類の歴史は大きく変わった/ イデオロギーの終焉と生命観の変容 ほか)/ 1 ヒトの脳は、なぜ「進化」したのか(沢口俊之)(心は脳の活動である/ 心は「小さな心」の集合体だ ほか)/ 2 「脳化社会」へ至った人間(養老孟司)(脳を知るとはどういうことか/ 脳は三つの機能を持つ ほか)/ 3 世界は言葉のなかに存在する―言語とその主体(立川健二)(言語学と言語哲学/ 言語が違えば世界も違う ほか)

【著者紹介】
栗本慎一郎 : 1941年東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。同大学院博士課程修了。明治大学法学部教授、自由大学学長などを経て、衆議院議員を2期務める。経済人類学専攻

養老孟司 : 1937年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部教授を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は解剖学。近著『バカの壁』(新潮社)は社会現象ともなるベストセラーになった

沢口俊之 : 1959年東京都生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。同大学霊長類研究所などを経て、現在、北海道大学大学院医学研究科教授。専攻は脳科学、霊長類学

立川健二 : 1958年埼玉県生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東北学院大学助教授、文教大学教授を経て、現在、思想評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kazy0021

    脳の働きを、脳の仕組み、脳の役割、そして、言語という3つの切り口でそれぞれの分野の専門家が紹介した本。人間の脳が大きい理由は実は人間が大型哺乳類であることに多くを依っている、クジラやイルカの脳は大きいが人間のように分化か進んでいない、脳の構造を調べた著名な学者が最後には脳のどこにも見つけられない心の存在を確信せざるを得なかった、言語の格が英語は3で日本語は10だがハンガリー語は20有る、など日常に直ちには役に立たないが少し掘り下げて考えてみると興味深い内容が盛り込まれている。

  • 羊男

    ★★★

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