宮沢賢治 おれはひとりの修羅なのだ 別冊太陽日本のこころ

栗原敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582922189
ISBN 10 : 458292218X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
159p;29

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読書メーターレビュー

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  • Kikuyo さん

    もうけつしてさびしくはない なんべんもさびしくないと云ったところで またさびしくなるのはきまっているけれども ここはこれでいいのだ すべてさびしさと悲傷とを焚いてひとは透明な軌道をすすむ「小岩井農場パート9」 賢治がしかけた、ひらがな表記は読む速度を遅くする装置。詩と人が歩くリズムとの関係の中にあるものを見出だす伊藤比呂美さんの考察が興味深い。賢治は(または読み手は)ひらがなで減速したことばを踏み出す。この本は写真のイメージが、とても良い感じで賢治世界を上手く再現している。

  • テツ さん

    自分は様々な生命を糧に生きている。憎んでいるわけでもない他者の生命を奪い、自らの生を繋いでいる。辛い。悲しい。苦しい。僕が生きていても誰も喜ばないのに。親ですら僕を必要とはしなかったのに。神様、せめて僕が死んだら、無駄な身体を食物連鎖のサイクルに役立ててください。そしてやがてそのサイクルに還る日がくるまで少しでも僕を誰かのために役に立たせてください。宮沢賢治の語る言葉、彼が紡いだ物語は、僕が幼い頃から願ったことに優しく手を当ててくれる。傷に寄り添ってくれる。サウイフモノニ ワタシハナリタイ。いつか、必ず。

  • 遠い日 さん

    賢治という人の一生を追う形で構成された[評伝一]から[評伝五]までは、読み応えあり。既知のことも未知のことも。写真が豊富なのがいい。考え、表し、教え、学んだ一生は、尊い輝きを放つ。大好きな作品を読み返すのもいいが、こうして生きた証をなぞるのも、いい。「石コ賢さん」のエピソードは、やっぱり好きで興味深い。

  • じじちょん さん

    とにかく写真がきれいで、掲載されている文章ともマッチしています。 菜食主義を貫いて、栄養失調で亡くなったくだりを読み、合理的に生きられない人だったんだな、と思いました。

  • ヨー さん

    参考になった

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