Product Details
ISBN 10 : 4909179100
Content Description
「助けられる存在」から「まちづくりの主人公」へ。
重度障害者が拓く、インクルーシブ社会への道
70年代に国家プロジェクトとして建設された「筑波研究学園都市」(茨城県つくば市)の片隅で、重度身体障害者たちによるインクルーシブな社会への挑戦が20年以上にもわたって行われてきたことは、あまり知られていない。
本書は、いつ、どこで、誰と、何をするのかを自分で決める暮らしを、障害の重さにかかわらず実現するための当事者団体「つくば自立生活センター ほにゃら」をめぐる物語だ。
「ほにゃら」に魅せられ、介助者としてもかかわるフォトジャーナリストが、当事者と支援者を丹念に取材。かれらの物語の中に、障害者の現実と闘いの軌跡、そして誰もが住みよいまちづくりのヒントを見出していく。
障害者たちが「まちで生きる」ことによって、まちは確実に「変わっていく」。
インクルーシブ社会に関心がある人、生きづらさを抱えた人必読、「行動すれば、社会は変わる」と思える1冊。
【著者紹介】
柴田大輔 : 1980年、茨城県生まれ。写真家・ジャーナリスト写真専門学校を卒業後、フリーランスとして活動。ラテンアメリカ13か国を旅して、多様な風土と人々に強く惹かれる。2006年よりコロンビアに深くかかわり、住民と生活を共にしながら、紛争、難民、先住民族、麻薬などの問題を取材し続けている。その他、ラテンアメリカ諸国、国内では障害福祉、地域社会をテーマに活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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