くじけないで

柴田トヨ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784870319929
ISBN 10 : 4870319926
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,109p

内容詳細

「人生いつだってこれから」98歳の詩人、トヨさんがつむぎ出すみずみずしい言葉の数々。

目次 : 母/ 目を閉じて/ 生きる力/ 倅に/ 風や日射しが/ 溶けてゆく/ 私/ 返事/ 先生に/ 自分に〔ほか〕

【著者紹介】
柴田トヨ : 1911(明治44)年6月26日、栃木市に生まれる。裕福な米穀商の一人娘だったが、十代の頃に家が傾き、料理屋などへ奉公に出る。三十三歳のとき、調理師の柴田曳吉と結婚。翌年、健一を授かる。曳吉とは1992(平成4)年、死別。以来、宇都宮市内で一人暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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年輪を感じさせるとはこういう事なのか、と...

投稿日:2012/01/26 (木)

年輪を感じさせるとはこういう事なのか、と心を揺さぶられる。本棚の隅に忍ばせておいて、ふとした時に開いた時に、きっとまたあたたかい気持ちを思い出させてくれるだろう。

suneo さん | 神奈川県 | 不明

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自然に笑顔になれる本です。 また読み終わ...

投稿日:2012/01/14 (土)

自然に笑顔になれる本です。 また読み終わった後に毎回癒されます。

たもりん さん | 兵庫県 | 不明

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読むと生きる勇気が与えられ未来に希望がも...

投稿日:2010/04/04 (日)

読むと生きる勇気が与えられ未来に希望がもてます

おてもやん さん | 茨城県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 風眠 さん

    再読。四年前の初春の夜、本屋でこの本を手に取った。何気なくぱらぱらと中を読む。「追いかけて 愛した人を 苦しめるより 忘れる勇気を 持つことが大切よ 後になると それがよくわかるの あなたのこと 心配してくれている 人がいる あなた気づかないだけ」という詩に泣きそうになった。『あなたにU』という詩。買おうかどうか迷って、いったん棚に戻して顔を上げると、好きな人が別な本を見ていた。本当に偶然に会ったのだった。今は私の手もとにあるこの詩を読みながら、その夜の事を思い出している。まだ忘れる勇気が持てないままに。

  • mitei さん

    いくつになってもいい詩というのは書けるんだなぁと思った。読んでいるだけで結構つらい話もあったのに終始ほのぼのとした雰囲気でよかった。今の世の中に著者の想いが染み渡るようにベストセラーになっていくのはいいことだ。

  • テルテル さん

    『人生は、いつだってこれから。だれにも朝は必ずやってくる』98年間を生きてきた柴田トヨさんの魂の響きが詩集から伝わってくる。戦争を経験し死ぬかと思った事。奉公先でのいじめや裏切り、寂しさから死のうと思った事。今は一人暮らしでヘルパーさんや息子が時々来てくれること。波瀾万丈の人生。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感。毎日が寂しさで満たされている中で、彼女の心の『あな』を埋めたのが、90代になり書き始めた詩。人は誰かに自分を認められてこそ『生きる力』を生み出す。詩集の中の彼女の心は20歳。輝いている。

  • Willie the Wildcat さん

    人生の先輩からの教え。巻末の「私の軌跡」を読んでから再度本文を読むとまた味わい深い。「生きる力」、「ことば」、「貯金」は特に心に残った。”いい”年齢を積み重ねていきたいものだ。

  • Kawai Hideki さん

    柴田トヨさんは、90歳から詩を書き始めた詩人。本書と同一タイトル「くじけないで」が映画化され、11月からロードショーということで読んでみた。シンプルで、やさしく、飾り気のない言葉づかいの短い詩が、ちんまりと、しかし稟として並んでいる。読むと背筋がぴっとなる本。

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