Books

あおぞら町 春子さんの冒険と推理

Yoshiki Shibata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053377
ISBN 10 : 4562053372
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

園田花子は、ゴミ置き場に花を捨てに来た男性に声を掛け、その花を譲り受けた。数日後に再び花を捨てに来たのを見て、花子はあることの重大な意味に気づいたのだが……。花子と拓郎(プロ野球選手)が織りなす事件と日常と花々の連作集。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おしゃべりメガネ

    久しぶりの柴田よしきさん作品で、ボリュームは少なめでしたが地味にじっくりと味わい深く読ませていただきました。プロ野球の1軍と2軍を行ったり来たりの捕手と結婚した元看護士の主人公「春子」さんが遭遇する日常の出来事を軽めのミステリーに仕上げ、3編にわかれている短編集なので、とても読みやすい内容です。とにかく「春子」さんのほのぼのとした、いかにもフツーな感じのキャラが読んでいて安心し、癒されます。夫である「拓郎」さんもホント、のんびりしたキャラで久しぶりに落ち着いて読書の時間をほんわかと過ごすことができました。

  • いつでも母さん

    プロ野球二軍選手と結婚し、夫を支える専業主婦の春子さん。出しゃばらず、かといって籠らず優しく賢い春子さんが主役なのだが、取り巻く人々や、町の様子も優しく心地いい。どうやら春子さんは、『自分の人生の真ん中に立つのは自分であるべきかもー』と何かを始めるようだ。なので、続編が楽しみだ。かつて友人が「何かで社会と繋がっていたいの」と云ったことがある。それぞれが置かれた場所で生きて行くことは十分に繋がっているのではないのかな?と思ったが、それは今も変わらない。自分の人生の中では誰もが皆主人公。byさだまさし(笑)

  • しんたろー

    柴田よしきさんはハードな作品しか読んだことがなかったので、作家を間違えたか と表紙を確認したほど作風が違う。それは悪い意味ではなく柴田さんの幅の広さを 知れて良かった。主人公・春子が何処にでもいそうな頑張り屋の主婦なのが柴田 作品では意外だったが、好感が持てるキャラに仕立てている。夫の拓郎も実直に 生きている好青年で、微笑ましい夫婦を応援したくなる。チョッとした事件を核に、 ミステリとホームドラマを両立させているので、怖がりの人にも安心して読める。 (ハード柴田ファンとしては正直、少々物足りないが…)

  • yanae

    柴田さんの新シリーズ(になりそう)。埼玉にあるあおぞら町が舞台。野球の二軍選手拓郎を支える妻の春子さんが日常ミステリーを解決する連作短編。事件のテーマは重かったりするけどさらっと読める。他の作品に比べると軽く読めるかな。一話目がアンソロジー「捨てる」に載ってる作品だそう。そっちも気になってたから読んでみたくなりました。作品の最後で春子さんはある決意を。きっと続編でその姿を見せてくれるでしょう!楽しみー!

  • みかん🍊

    なんか読んだようなと思ったら、1作目はアンソロジー「捨てる」に収録されていたのを土台に、元看護士春子はプロ野球二軍の選手である夫との結婚を機に夫のサポートすべく仕事を辞めて専業主婦に、そんな春子さんの温かい新婚生活と日常の謎を解くミステリーでもある、日常とはいえ犯罪の絡む結構な主婦探偵ぶり、夫に食事と健康に気を付けて留守を守る野球選手の妻という立場はなかなか垣間見る事のできない生活、専業主婦となって家庭を守るのか、不安定な選手生活を支える為に仕事を続けるのか、どちらが正しいとは言い切れない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items