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円周率πの世界 ブルーバックス

柳谷晃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065206751
ISBN 10 : 4065206758
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
柳谷晃 ,  

Content Description

桁数の追求だけが、πの魅力じゃない!「円の直径に対する円周の長さの比」―かんたんな定義にもかかわらず、有理数であるか無理数であるかさえ、長く判別できなかった謎多き数=π。その精密な値を探求する過程で、数学者たちは無限への理解を深め、微分・積分などの重要な数学的手法を発展させてきた。アルキメデスやオイラーから、独自の成果を生み出した中国の数学者たちまで、数千年にわたって人類の関心を惹きつづけるπの魅力に迫る。

目次 : 第1章 円周率とは何か―人類とπとの出会い(円周率πと図形/ 「零」を最初に使ったバビロニア ほか)/ 第2章 πの値を求めて―桁数追求競争をした先人たち(アルキメデスと劉徽/ アルキメデスの伝統はどこへ ほか)/ 第3章 円周率の“真値”に迫る最強の武器―「微分・積分」の誕生(無限級数/ 微分の話 ほか)/ 第4章 オイラーと円周率―超越数とは何か(オイラーと連分数表現と無理数/ オイラーのベルヌーイ数 ほか)/ 第5章 31兆桁を超えるπの世界―「コンピュータの能力競争」時代の嘘(31兆4000億桁の世界/ 次々に破られる記録 ほか)

【著者紹介】
柳谷晃 : 1953年、東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学高等学院数学科教諭、早稲田大学理工学術院兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員。数学をわかりやすく教えることに定評があり、その対象は学生からビジネスマン、一般市民まで幅広い。一方で、数学や統計学の正しい使い方に注意を喚起している。日本の伝統芸能や西洋史、西洋文明にも精通する異色の数学研究者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲオルギオ・ハーン

    円周率を求めてきた歴史をまとめた一冊。当たり前のように3.14くらいは言えるが、そもそもどうやって求められたのかは知らなかったので面白かった(とはいえ、後半は難しいのでなんとか食らいついて読んだという状況だった)。特に四角形を組み合わせて求めていく、正多角形を利用して求めていくのでもけっこう良い値になるじゃないかと思っていたところで近似が悪いとのことで自分の数学センスの無さにショックを受けました(正多角形の一辺は円弧とそれほど近似しないそうです…値だけで見るものじゃないなぁ)。

  • mft

    円周率を扱った本は数々あり、ブルーバックスにも何冊かあったと思うが、この本は数学史に重きを置いた記述になっている。想定読者層がぶれている気がする(微積に抵抗感があるかもしれない人が着いていける式変形の量じゃないと思う)

  • ぺあの

    自分がπに興味を持った40年前はまだ100〜1000万桁だったのに、30兆桁まで記録が延びている。コンピュータの歴史でもある。当時自分は8bitパソコンのマシン語で1万桁まで計算したのが懐かしい。 本書には、マーチンの公式を導く方法が記載してあり、それも易々と求めていて感動した。

  • ノリピー大尉

    連分数あたりから理解が追い付けなくなった。後日リベンジ。

  • 超時空シンデレラ

    久しぶりに本読んだ

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