南相馬メドレー

柳美里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784476033908
ISBN 10 : 4476033903
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
259p;19

内容詳細

東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した作家・柳美里が5年にわたって綴った珠玉のエッセイ47篇。「今日もわたしは、夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています。今、ここに在る、という自分の位置を確認しながら‥‥。」(「あとがき」より)。「南相馬に転居した理由」「漂泊の果てに」「原ノ町─小高駅間九・四キロ」「フルハウス」「女川駅舎の紙製のベンチ」「縁の糸」「最後の避難所」「『青春五月党』復活」「『警戒区域』と演劇」「ある晴れた日に」ほか、月刊誌『第三文明』の好評連載を書籍化。

【著者紹介】
柳美里 : 小説家・劇作家。1968年、茨城県土浦市生まれ、神奈川県横浜市育ち。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。俳優を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説「石に泳ぐ魚」を『新潮』に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMaODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    南相馬市、東日本大震災後の旧警戒地区。2015年鎌倉から息子と転居し、2018年4月本屋「フルハウス」を開店。その日々を書き綴った日誌。なぜわざわざそんなところへ転居したのか?それには彼女の理由がある。そこで本屋を開き、劇団を作り地元の高校生と共に過ごす。「わたしがこの世に存在する意味は、わたしという個の内にあるのではない。わたしが何をしたいのか、何をすべきなのかは、わたしが決めるべきことではない」。震災時、何があったのか知ったことには責任が伴う。知ったことの責任を背中から降ろさないという覚悟が清々しい。

  • onasu さん

    柳美里さんが震災の後に南相馬(とまでは…)に居を移されたとは聞いていて、その暮らしぶりを著されてはいないかとは思っていたので、正にそれでした。  前半は、高校生になる息子さんと二人で引っ越してきて、その地に馴染んでいくあれこれといった感じですが、後半になると、帰還者が少なく活気の戻らない街に独力で本屋(フルハウス)を開き、そこを拠点に…!(お読み下さい)  何をどうこうではないですが、我が身の小ささを感じない訳にはいきません。そして、本屋さんも覗きに行きたくなりました。

  • CEJZ_ さん

    1P15行。雑誌連載をまとめたエッセイ。南相馬市に移住した著者の、2015年から現在までのことが綴られている。柳美里の新刊を書店で見かけると、注目して手に取りたいてい買って読む。表紙の写真が商業カメラマンの写真じゃないだろうなと思ったら、やはり著者が撮った写真だった。各エッセイにも著者撮影の写真が載っていてそこが良い。3・11震災以前以後の人々の足跡や、地域に根ざした書店の開業、青春五月党の復活から公演などの流れ。読んでいて目頭が熱くなることもある。福島、南相馬市の季節と小高地区に思いをはせる。

  • kentaro mori さん

    その平明な文章、その真っ直ぐさに驚いた。⚫️傷つき、痛み、苦しみ、悲しんでいる魂を感知する。魂に触れ、魂の脈をとる。脈を聴くことに心を集め、痛み、苦しみ、悲しみを引き受ける。わたしは、痛苦や悲しみから魂を解き放つようなものを書きたい。

  • mym さん

    今まで積み上げた鎌倉のくらしや住まいに別れを告げ、南相馬市にひきよせられるように移住された作者。「南相馬の方々の苦楽は暮らしの中にあるのだから、暮らしを共にしなければその苦楽を知ることはできない。」この勇気にまず驚く。そしてはじまる南相馬での暮らしや人々との出会いを丁寧に綴り、その中で考えたことや導かれた言葉を大切に紡いでいく。メドレーの一つ一つに、とても大切なメッセージが詰まっていて、その密度は類を見ない。自分がのうのうと生きているのが心底恥ずかしくなる、しかし、この本を読むことで何かが変わる気がする。

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柳美里

小説家・劇作家。1968年、茨城県土浦市生まれ、神奈川県横浜市育ち。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。俳優を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説「石に泳ぐ魚」を『新潮』に発表。1996年、『フル

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