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家で生きることの意味 在宅ホスピスを選択した人・支えた人

柳田邦男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784902249170
ISBN 10 : 4902249170
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川越厚 ,  

Content Description

同じ画家である娘がみた父の最後の仕事、在宅でも治癒の可能性を考え続ける夫婦、すべてを捨てる覚悟でケアに取り組む家族、病気になる前は会話のない生活を送っていた夫婦、かけがえのない親友を失った方…、そして本人・家族を支援する在宅ホスピス医、訪問看護師たち。百人百様の暮らしを通して、家で最期を生きる豊かさが語られる。

目次 : 第1部 人生の支援としての在宅ホスピスケア(在宅ホスピスケアを支える人々/ もうひとつのラスト・ペインティング/ 病院の先端医療と在宅ホスピスケア ほか)/ 第2部 家で死ぬことの意味(気のすむまで手を握って/ 愛の音色のナースコール/ 一七年後の新婚生活)/ 第3部 病院でできなかったこと、家でできたこと(母を待つ黄色いバラ/ あと一〇メートルでゴールだ!/ 在宅ホスピスケアは愛の証)

【著者紹介】
柳田邦男 : 1936年、栃木県生まれ。ノンフィクション作家。現代に生きる人間のいのちの危機をテーマに、病気、災害、事故、公害、戦争などの問題についてノンフィクションのドキュメンタリーな作品や評論を書き続けている。最近は、終末期医療、言葉、心、少年問題などについても積極的に取り組んでいる。1995年『犠牲 わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献により菊池寛賞受賞

川越厚 : 1947年、山口県山口市生まれ。茨城県立中央病院産婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長、賛育会病院院長を歴任後、2000年6月、在宅ホスピスケア支援グループ・パリアンを設立。ホームケアクリニック川越院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あこ

    癌治療をやめて在宅ホスピスを選択していく経過や、患者さんを看取るまでの家族の迷いや決意といった心の変化、残された家族が得たものなどが、主に家族の立場からリアルに書かれていると思います。機会があれば読んでみて下さいね!ちなみに、患者さんは48〜73歳。7事例。

  • okatake

    再読本。約1年半前に読了しましたが、立派な感想を書いています。今思うのは、家で死ぬことの難しさ。果たして親が家で死ぬことを望むか。望んだときにかなえることができるか。家族だけではできないので、それだけの社会資源を取り込むことができるか。自分の時はどうか。わたしは、孤独死でよいのですが。それも立派な家での死ですからね。それぞれの生と死があります。人生と同じです。

  • okatake

    「家で生きること」と言っていますが、「家で死ぬこと」の本。まだまだ、死は遠いとは思っていますが、両親には直近のこと。子どもとして、どうするかは決めていますが。そのために帰ってきたし、医療職になったのです。でも、私の気持ちと本人の気持ちは違う。それは、まだ確認できていない。それは、実際に当人となったときではないかと思うが。。。生と死は、考えないといけない。逃げてはいけないものでしょう。特に今、死を感じることがなくなってきた世代だから。。。

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