禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳

柳田国男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309246710
ISBN 10 : 4309246710
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
190p;20

内容詳細

「忌み」は、外からはばかって近づかぬものと、内にあって警戒し忌みでないすべてのものを排除しようとする両方に分かれ、かつ密接にからまりあっている。ここに、穢れと差別の根源がある。微々たる片いなかの事実を集積してその解明の手がかりとする「日本民俗学の前途の光」。全集未収録の、貴重な読み物。

目次 : 1 忌の状態/ 2 忌を守る法/ 3 忌の終り/ 4 忌の害/ 5 土地の忌/ 6 物の忌/ 7 忌まるる行為/ 8 忌まるる日時/ 9 忌まるる方角/ 10 忌詞

【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫県生まれ。民俗学者。1962年没。旧姓・松岡。短歌、新体詩、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て退官、朝日新聞社に入社。1909年、日本最初の民俗誌『後狩詞記』を発表。翌10年、『遠野物語』刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テツ さん

    日本人はどんなことを禁忌としていたのか。何を穢れとして畏れ嫌ったのか。それを避けるためにどうしていたのか。現代の価値観では根拠のない迷信だったり謂れ無い性差別とだったりするものも多数あるけれど、何故それが生まれたのかということについて考えることは現代社会において密やかに生き残っているそうした「無根拠で差別的な迷信」を根絶するために必要なんだと思う。穢れの形もそれを避け清める儀式も時代によって変化する。今自分が穢れだと忌み嫌うものについて本当にそう思える理屈があるのか検証し自問自答するのも良いかもしれない。

  • 鮎 さん

    全集未収録シリーズ。「忌み」を行為・日時・方角や害などにまとめる。事典となっているが通読しやすい。穢れから身を守るため、または清なるものを前に自粛するために存在した「忌み」。非合理的で差別の温床ともなるため、または公表すべきでないという元々の性質もあってか、近代化と共に忘れ去られてしまったもの。けれどそこには単に先人達の知恵というには収まらず、大陸渡りの学問よりもなお古い、この土地に根を張ってきた祖先たちの清と穢の魂がある。だからこの理屈抜きの説得力、恐ろしく面白い。気になったのは山言葉、沖言葉、夜言葉。

  • れどれ さん

    民俗学の研究成果はその道に明るくない門外漢にとっても一読すれば興を得られるものと思い込んでいたが、ある程度の背骨が読み手にないと些か取っ付きにくい一冊だった。今や死に体となっているはずの因習が忌みにまつわる限り多くまとめられており、日本人の「非体系的」な宗教的価値観がうかがい知れるのは面白い。現代に生きながらえている仕来りにも親しみを覚える。四国の一部ではサルを忌み詞として避けキムラサンと呼ぶ…という記述があり、これは実際にむかし現地でその呼称を聞いた以来長く意味不明の謎であったからようやく合点がいった。

  • buchi さん

    とても面白いけれども、色々面倒そうな昔の日本。自分の読解力の問題で、多分十年前には読めなかっただろう。貧乏ゆすりは昔から嫌われる癖なんだな。

  • noko さん

    タブーは、差別につながるから、出来るだけ少ない方が良い。女の身としては、登場するタブーに「出産」「生理」の事柄が多いことが悲しかった。世の中の約半分が女なのに、その女には当たり前の避けようがない生理を忌み嫌うとは、なんとも情けない世の中だ。教育が大切なんだと思った。古代はそれほど生理に対するタブーがなかったのに、仏教が入ってきてしばらくしてから、生理へのタブーや女性そのものを嫌う文化が出てきたらしいので、なぜなのかをもう少し調べてみたいと思った。

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人物・団体紹介

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柳田国男

1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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