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ISBN 10 : 4044083231
Content Description
渡った人が消える橋、“あちら側”の住人のような猫、神隠しに遭った人が住む隠れ里―各地の説話に柳田は何を思い、描いたのか。「ここではないどこか」に憧れるロマン主義者の一方で、普通選挙実現を目指す社会変革者でもあった彼の双極性を見通すアンソロジー。
目次 : 作之丞と未来/ 第1部 神隠しにあいやすき気質(遠野物語(抄)神隠し譚 六‐八、二八‐三五/ 故郷七十年(抄)神隠し・引き篭り・子殺し・人さらい/ 五十年前の伊豆日記/ 天狗松・神様松 ほか)/ 第2部 隠れ里の研究(遠野物語(抄)マヨイガ譚 六三‐六四、九〇‐九三/ 入らず山/ 甲賀三郎の物語/ 隠里 ほか)/ 幼児の災害
【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没
大塚英志 : 1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。民俗学専攻。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター教授。批評家としての著書に『戦後まんがの表現空間』(法蔵館/第16回サントリー学芸賞)、『「捨て子」たちの民俗学』(角川選書/第5回角川財団学芸賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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