日本の昔話と伝説 民間伝承の民俗学

柳田国男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309246758
ISBN 10 : 4309246753
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
178p;20

内容詳細

柳田民俗学の中心をなす、昔話と伝説、その中に秘められた、日本人の精神風土を掘り下げる。なつかしさの根源にある、日本人の心のふるさとを探る、単行本・文庫版全集未収録の貴重な一冊。

目次 : 朝日夕日/ 阿曾沼の鴛鴦/ あまのじゃく/ 粟袋米袋/ 石芋/ 和泉式部/ 伊勢や日向の物語/ 氏神/ 打出の小槌/ うつぼ舟〔ほか〕

【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫県生まれ。民俗学者。1962年没。旧姓・松岡。短歌、新体詩、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て退官、朝日新聞社に入社。1909年、日本最初の民俗誌『後狩詞記』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    辞典形式ながら項目ごとに柳田国男独自の考え方が示されていて、どのような短いものでも疎かに出来ず読む。というか柳田民俗学のエッセンスを抽出した様な造りになっているような気も。項目の中には原話が記されておらず読むにはある程度の知識が必要な個所もあるが、大半は有名な物語の為にそれは大して苦にはならなかった。『桃太郎の誕生』等の昔話を論じた本、それがまとまる以前の鉱脈が詰まっているような、読みながらそんな感想を抱く。昔話に触れる人もこれから民俗学に触れる人も、これを読めばある程度の知識がつくのではないかと思った。

  • 鮎 さん

    新編集版かと思って手にしたら、全集未収録分ばかり集めたお得な1冊でした。冒頭から読み進めながら違和感は覚えたものの、本書が項目五十音順の手引書となっていることに気付いたのは〈な行〉に入ってから。刊行意図を記す前書きもなく、固有名詞ですらルビは最小限、注釈は無し。柳田初心者には不親切だろうな。ただし内容は柳田民俗学の濃いエッセンスが滴る面白さ。背景には膨大な知識の集積があるのだろうけれど、このお方の縦横無尽な発想には一種の霊感すら感じる。嬉しかったのは「炭焼き長者」と「伝説」。そのうち必ず再読します。

  • てつJapan さん

    【良い】人柱や産土神など70項目程度に柳田氏が全国の伝説やアンデルセン童話を基に分析した本。この本を読んで、柳田氏はかなり理系的思考をした人だなと思いました。

  • つばき さん

    辞典です。いい意味で。こういった民俗学系の本には自然に手が伸びてしまう。

  • saba さん

    管狐目当てで。柳田国男御大の書いたものからのダイジェスト?コロボックルのマメイヌは狩猟犬であり警察犬・探知犬のようなイメージで描かれていたけれど、こちらの管狐はもう少し大きいサイズ感のようだ。これだと、背に乗って疾駆する感じかなあ…それもかっこいい…!

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人物・団体紹介

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柳田国男

1875‐1962。兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至る

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