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日本の翻訳論 アンソロジ-と解題

柳父章

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588436161
ISBN 10 : 4588436163
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本にとって「翻訳」とは何か。近代日本の翻訳論の歴史を、明治・大正期から昭和期にかけての代表的テクスト31編と、現代の翻訳研究者によるそれらの解題を通じて総合的に批評する、画期的で初の試み。

【著者紹介】
柳父章 : 1928年東京市生。東京大学教養学部教養学科卒。元桃山学院大学教授

水野的 : 1949年福島県生。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業。日本通訳翻訳学会副会長・事務局長。元立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授

長沼美香子 : 愛知県生。広島大学卒業。同大学院修士課程修了。マッコーリ大学大学院修士課程修了。立教大学異文化コミュニケーション研究科特任准教授。日本通訳翻訳学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nobu A

    先日読了の鴻巣友季子著書「本の森 翻訳の泉」に言及されていた本書をアマゾン中古本で購入。国内での翻訳論に関しては一言で言うと雑駁。理由の一つに欧米のように大学に古くから通訳・翻訳学部がないから。故に体系的な知見も乏しい。そう言う意味で本書はとても価値がある。しかし、前述の歴史的背景から寄せ集め感が強い。柳父章の出だし「日本の翻訳の問題は、古代における中国、朝鮮からの漢字の受容から始めなければならない、と私は考えている」は高尚そのもの。爾来、各原点資料と解題は煩雑でやや晦渋。残念ながら後半流し読み読了。

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