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いのちの日記 神の前に、神とともに、神なしに生きる

柳澤桂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093875882
ISBN 10 : 409387588X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人はいかに救われるのか…。名著「生きて死ぬ智慧」を生み出した36年間の真実の記録。生命科学者・柳澤桂子の生き方・考え方がすべてわかる。幼少期からのプライベート写真多数、克明な自筆年譜も収録。

【著者紹介】
柳沢桂子 : 1938年東京生まれ。サイエンスライター・歌人として著書多数。お茶の水女子大学卒業後、コロンビア大学大学院博士課程修了。Ph.D.を得て帰国。慶応義塾大学医学部分子生物学教室、三菱化成生命科学研究所に勤務し、マウスを使った発生学において世界に先駆ける成果を残す。が、まもなく原因不明の難病によって、研究者としての未来も人間としての希望も奪われる。病名すら特定されない絶望の日々。ついには寝たきりとなり尊厳死さえ決意するに至るが、奇跡的に抗うつ剤治療が功を奏した。2004年に刊行された読書界で大反響を呼んだ般若心経の科学的心訳(著名『生きて死ぬ智慧』)は、36年間にも及ぶ闘病生活での思索を極めた結晶であった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モリー

    各章のはじめに歌が添えられています。「うぐいすの初音したたるこの星に許されて在りこの春もまた」はその中の一首。原因不明の病と長年闘い続けた著者の、生きる苦しみと喜びが伝わってきます。この本には、科学者である著者が宗教にすがるしかないという境涯に追い込まれ、独自の信仰を持つに至った経緯と思索の軌跡が克明に記されています。科学と宗教は、両極にあるものではなく、どちらも「人間の脳の中の営みである。」そして、「宇宙の真理を思い、生と死を見つめる慈しみに満ちた眼差しを育むという目的において、元来、科学と宗教を分け→

  • テツ

    将来を嘱望されていた科学者だった著者が病により研究を断念し生きてきた過程で磨き上げ積み重ねた思考と思想はまるで宝石のように輝いている。1938年生まれの女性なんて現在とは比較にならないくらいに社会進出もし辛く学ぶ機会もなかったろうにそんな中で留学し学び自らのやりたいことを手にした彼女は病に冒されて研究者としての人生を断念する。そう。人生は苦しい。苦しいことがずっと続く。そんな中でどうすれば救われるのか。私にとっての救いとは何か。柳澤さんのような明晰な頭脳でなくてもそれぞれの救いについて考えることの大切さ。

  • マイケル

    原因不明の病魔に襲われ、研究生活を断念せざるを得なかった女性科学者による深遠な思想。神秘体験も科学的に証明しようとする態度や、既存宗教に飽き足らず独自に学ぶという姿勢がさすが理系。(P10の写真は美形リケジョ。) 尊厳死まで決意し実行寸前で抗うつ剤による奇跡的な回復。抗うつ剤というのはやはりそのぐらい強い薬なので安易に使用すべきではない。本書副題の「神の前に」は、"Und der Cherub steht vor Gott."(天使ケルビムが神の前に立つ:ベートーヴェン「第九」の歌詞)を思い出す。

  • おばこ

    半分くらいが、哲学的でよくわからなかった。先のALSの女性の医師による殺人もあり、考えさせられるテーマではあるとおもう。

  • 貧家ピー

    この世は粒子でできている=「空」であるという訳は興味深い。粒子の濃い・薄いがあるのみだと。

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