吾輩はシャーロック・ホームズである 角川文庫

柳広司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043829033
ISBN 10 : 4043829035
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
15cm,272p

商品説明

――夏目、狂セリ。
『ジョーカー・ゲーム』シリーズの柳広司が紡いだ、もう一つの名品。

ロンドン留学中の夏目漱石が心を病み、自分をシャーロック・ホームズだと思い込む。漱石が足繁く通っている教授の計らいで、当分の間、ベーカー街221Bにてワトスンと共同生活を送らせ、ホームズとして遇することになった。折しも、ヨーロッパで最も有名な霊媒師の降霊会がホテルで行われ、ワトスンと共に参加する漱石。だが、その最中、霊媒師が毒殺されて……。ユーモアとペーソスが横溢する第一級のエンターテインメント。

内容詳細

ロンドン留学中の夏目漱石が心を病み、自分をシャーロック・ホームズだと思い込む。漱石が足繁く通っている教授の計らいで、当分の間、ベーカー街221Bにてワトスンと共同生活を送らせ、ホームズとして遇することになった。折しも、ヨーロッパで最も有名な霊媒師の降霊会がホテルで行われ、ワトスンと共に参加する漱石。だが、その最中、霊媒師が毒殺されて…。ユーモアとペーソスが横溢する第一級のエンターテインメント。

【著者紹介】
柳広司 : 1967年三重県生まれ。2001年『黄金の灰』でデビュー、同年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞を受賞。06年に刊行した『トーキョー・プリズン』が日本推理作家協会賞最終候補に。09年『ジューカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2009/9/26 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。 2017/2/21〜2/24 ロンドン留学中の夏目漱石が、自分をシャーロック・ホームズと思い込んで、自分も巻き込まれた事件を捜査。ホームズのパスティーシュ作品としては、一風変わったものであるが。なかなか楽しめた。そうなんだよなぁ、漱石が留学した時代とコナン・ドイルがホームズものを書いた時代はオーバーラップしてるんだよなぁ。そういえば、島田荘司氏も漱石とロンドン塔を舞台に作品作ってたっけ。

  • ehirano1 さん

    好い本を掴みました。歴史上の有名人ご登場の小説。上質な遊び心とウイット(ところどころ爆笑を含む)に富む筆裁きは流石としか言い様がありません。

  • 散文の詞 さん

    毒殺事件のトリックがメインなのでしょうが、それが陳腐です。 ホームズが好きな人には、それなりに楽しめるのかもしれない。 それより、ロンドン留学中の夏目漱石が、自分をシャーロック・ホームズだと思い込むことが、面白い発想だと思いながら読んだけど、これも思ったほどのインパクトもなく、途中で、犬を使って探索するってあたりから、かなり違和感があって、しかも、阿片を使ったって言われると、幻覚として書かれた部分があるのかも。 そう思うと、逆にどうして夏目漱石が出てくる必要があるのか?そっちの方が気になった。

  • ベイマックス さん

    ホームズに詳しい方が面白いのだろうな。知識としてはある程度あるけど、分からない場面もあった。でも、まあまあ推理小説としては読めました。提示されていたヒントの説明もされているしね。

  • 財布にジャック さん

    漱石、子規、ホームズ、ワトソンと豪華配役でしたが、いまひとつ乗り切れないまま読み終わってしまいました。ホームズや漱石の作品をコンプリートしていれば、楽しめたのかもしれません。ということで顔洗って出直して来ます。漱石が自分をホームズだと思い込んじゃう展開で話が進むのでギャグっぽくなってはいますが、ちゃんと殺人事件を解決するので、なかなか凝ったお話だなぁとは思いました。

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人物・団体紹介

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柳広司

1967年生まれ。2001年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日新人文学賞受賞。歴史や文学作品をミステリと融合させた作品を発表。09年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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