ま・く・ら 講談社文庫

柳家小三治 (十代目)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062637770
ISBN 10 : 4062637774
フォーマット
出版社
発行年月
1998年06月
日本
追加情報
:
15cm,419p

ユーザーレビュー

総合評価

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まくらの小三治とも言われる柳家小三治。 ...

投稿日:2021/04/16 (金)

まくらの小三治とも言われる柳家小三治。 さすがはまくらの小三治、読んでもおもしろい。文字になっても面白いのだから、これをあの語り口で聞いたら落語会で聞いたらたまらなく面白いだろう。 時代もあるだろうが、この手の偏屈なおじさんみたいな落語家も減ってきた気がする。少しさびしい。

カーク さん | 東京都 | 不明

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だいたい30年以上前の高座のまくらなんです...

投稿日:2021/04/10 (土)

だいたい30年以上前の高座のまくらなんですが、今読んでも十分面白いです。いやいや今だからこそ、読むべきかも。

xyz2005 さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    つくづく頭のいい方なんだろうなぁと思う。一編一編が結構なボリュームなので、これが噺のまくらであることに途中まで気づかなかった。フルで人生を楽しんでらっしゃる師匠の、エッセイ集的な。噺家さんの私的なお話だもの、ところどころ声を上げて笑えるのは当たり前かもしれないが、「陛下の思い出」には思わずじ〜〜んとムネアツになってしまった。こんなお噺の数々を、ナマで聴けたらどんなにいいだろう。帰国したら足を運びたい場所がまた増えた。

  • いつでも母さん さん

    お亡くなりになった時、私は大好きな読み友さんを思いました。TVでしか見たこと(聞いたこと)しか無いけれど、お若い頃の小三治さんのお顔はちょいと尖って見え・・晩年はそこに年輪(いい意味で)が刻まれて、笑った顔に何とも言えない愛らしさを感じました。【芸】をどうこう言えるなんて烏滸がましいですが、こういう方を喪うのは惜しいですね。本作はもちろん面白かったです。ひとりでに間も感じつつ毎日少しずつ楽しみました。『もひとつま・く・ら』も読むと決めました。

  • 初美マリン さん

    笑いながらドキッとする。80歳を越えた老人が五年先の日本をみてくれよ、といえるか、もちろん胸をはり自信に満ち溢れて。塩の話もとても良かった。この人の趣味と研究とても深い人でした。

  • chantal(シャンタール) さん

    最近また「昭和元禄落語心中」を見始めて、しばらく積んでたこちらをそろそろ読まねばと、引っ張り出してきた。まくらとは、落語の本題に入る前のちょっとした雑談みたいなものなのだか、小三治師匠のまくらはとっても面白いと評判らしい。評判通り、ほんとに面白かった!何度声を上げて笑ってしまったことか。私は頭の中で音読しながら読むタイプなので、最初は江戸言葉になかなか慣れず大変だったが、だんだんこれが小気味よくなる。気っ風がいいねぇ、粋だねぇ。師匠もすでに80歳の人間国宝、うちの父と同じ年。これからもお元気で!

  • ふじさん さん

    小三治の訃報を聞き、急遽読んだ。彼の語るまくらは、本題より面白いと言われるもの。改めて読んでみると彼の物へのこだわり、彼の人間性、彼の人生観等が垣間見れて面白かった。中でも「駐車場物語」は、下手な創作落語より面白い。生前の小三治を生で見る機会は残念ながらなったが、TV等で見ると今では少なくなった落語家らしい風情があり、心を引き付けられた。最後の寄席の出し物が「猫の皿」だったそうだが、独特の語り口が思い出される。

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人物・団体紹介

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柳家小三治 (十代目)

1939年(昭和14)東京都新宿区出身。1959年(昭和34)五代目柳家小さんに入門、前座名小たけ。1963年(昭和38)二つ目昇進、さん治に。1969年(昭和45)抜擢で真打昇進、10代目柳家小三治襲名。2010年(平成22)より落語協会会長。

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