合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 講談社文庫

柚月裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065190654
ISBN 10 : 4065190657
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

法より節義に報いたい。 
危うい依頼は美貌の元弁護士がケリつけます!  
               
『孤狼の血』『慈雨』『盤上の向日葵』著者の鮮烈ミステリー!!

上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰 な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。
金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc.。
欲に塗れた人物たちの難題を涼子は知略と美貌を武器に解決するがーー。
著者の魅力全開、極上痛快エンターテインメント!

書店員さん驚嘆!
無茶ともいえる依頼を次々と解決していく姿が、清々しい!  
             丸善名古屋本店 竹腰香里さん
プロフェッショナルなキャラクターと痛快な結末を堪能しました!
             ときわ書房本店 宇田川拓也さん
タイムリーな話題も盛り込まれ、想定外な展開に思わず引き込まれました。
             芳林堂書店高田馬場店 江連聡美さん
格好いい! 涼子と貴山のコンビ、最高だ!!  
             大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん


著者プロフィール
柚月 裕子 (ユヅキ ユウコ) (著/文)
1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で
第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。
2013年に『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、
2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。
他の著書に『最後の証人』『あしたの君へ』『慈雨』
『盤上の向日葵』『検事の信義』『暴虎の牙』などがある。

【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。2013年に『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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短編集、私は少し物足りなさを感じました。

投稿日:2021/03/02 (火)

短編集、私は少し物足りなさを感じました。

マーメイド さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青乃108号 さん

    ドラマ化は知らなかった。柚月裕子は好きな作家なので図書館予約していたら妻が同名のドラマを観ていた。付き合いで横でチラチラ観ていたが過剰なコメディ演出が鼻に付き、正直あまり良いとは思わず。読む方が後になってしまったが原作のこの小説、コメディ色は一切なくドラマよりかなりコンパクトな印象。柚月裕子作品にしてはライトな読み心地でさらっと読める。同じく短編集である「あしたの君へ」もそうだったが、総じてあまり印象に残らない。個人的にはこの作家に関しては長編小説の方が好みかな。

  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆「あり得ない」がキーワードの連作短編集。過去に嵌められたことが原因で法曹資格を失った涼子は、IQ140の助手・貴山と共に警察沙汰にできない∴ヒ頼を請け負う探偵業を営む。そんな彼女の元に、彼女を嵌めた男から「失踪した娘を捜してほしい」との依頼があり…。予言者を騙る詐欺師や野球賭博のイカサマ師など依頼人も調査対象も胡散臭い人物ばかりだが、そんな曲者を相手に美貌と知能(と貴山の努力!)を武器に解決に導く勧善懲悪ミステリ。爽快感はあるものの軽めの短編集なので、次作では骨太な長編を期待したい。

  • 五右衛門 さん

    読了。このコンビがあり得ない!お互いにちょい傷を持つもの同士。少しだけですが将棋のシーンが出て来てニヤリとしました。今後の活躍も見てみたいな。続編出てなさそうですけど楽しみです。次行きましょう。

  • のり さん

    5話からなる連続短編集。探偵・何でも屋の「上水流涼子」は、助手の「貴山」と共に難解な依頼を受ける。顧客に嵌められ弁護士資格を剥奪された過去をもつ涼子。その延長で貴山に出会った。それにしても優秀な助手だ。「戦術的にあり得ない」と「心理的にあり得ない」が特に好みだった。

  • OSOGON15 さん

    上水流涼子はある事件により、弁護士資格を剥奪され、法曹界からも追放された。IQ140の頭脳明晰な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営し、探偵屋としてありえない事件の依頼を受け、名コンビとして解決していく。5編の連作短編。話の展開が早く、ライトな感じで読めました。読後はすっきり。どれも面白い作品でした。

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柚月裕子

1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大薮春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”第1位を獲

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