凶犬の眼 「孤狼の血」シリーズ 角川文庫

柚月裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041088968
ISBN 10 : 4041088968
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;15

内容詳細

悪徳刑事・大上章吾の血を受け継いだ日岡秀一。広島の県北の駐在所で牙を研ぐ日岡の前に現れた最後の任侠・国光寛郎の狙いとは?日本最大の暴力団抗争に巻き込まれた日岡の運命は?『孤狼の血』続編!

【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のり さん

    僻地の駐在に左遷された「日岡秀一」。平和ボケしそうな環境が一変する。世間を震撼させる暴力団抗争。その中心とされる「国光」との出会い。不思議とウマが合う二人。ガミさんの影響でヤクザとの取引に応じる。仁義を重んじる国光は犯罪者ではあるが芯が通っている。日岡は例の物を受け取り暴走に拍車がかからなければ良いのだが…

  • カムイ さん

    前回とは違って今回は静で血みどろの描写は少なめになっていた。国光の任侠は昔だったら大喝采されるだろうが⁉️カムイはエンタメとして作品を楽しめた。ただ、刑務所の面会室での場面は腑に落ちなかった。そのお陰であら探しをする羽目になってしまったが😓概ね楽しめたのでよしとします😆さて[暴虎の牙]はと期待します。日岡のバイクですが、ヤマハのSR500は名機の1台なのですがあの単気筒の描写をもっとリアルに出してほしかったですね。

  • OSOGON15 さん

    『孤狼の血』に続くシリーズ第2弾。県北の駐在所に飛ばされて早2年、日岡巡査の前に姿を現したのは、日本最大の暴力組織である明石組トップの暗殺の首謀者とされる国光。メチャクチャ「仁義」。カッコ良すぎます。立派になった日岡の活躍が読めて良かった。面白かったですがスケール感が少々ダウンした感じでした。最後悲しい終わり方だったので困惑してしまった。

  • 五右衛門 さん

    読了。凄まじいスピード感満喫しました。実際は田舎への左遷された主人公を描いていますがこのひりつくような疾走感が堪りませんでした。何かに追い立てられるような中で終盤までドキドキさせられました。がやはりこの渡世の世界。ハッピーエンドはあり得ませんでした。悲しみが哀しみを生み出しました。ちょっと何さらしとんじゃ!この終わり方で次回作は全く先が読めなくなりました。怖すぎます。せっかく 仁義 もっと言うと 仁 これを追い求めていたのに。一気読みでした。次も絶対読みます。

  • タツ フカガワ さん

    前作から2年後、日岡は広島県の山間部で駐在所勤務に就いていた。同じころ暴力団の抗争は激化。明石組の組長が暗殺され、首謀者の国光が全国に指名手配されが、その国光が日岡の前に現れる。前作以上にピカレスク色が濃くなった内容で、日岡も清濁併せ飲む凶犬へと変わっていく。前作の大上刑事に代わって、今作では国光というワルがとても魅力的。こうした男たちの造形、筆力に圧倒されました。次作ではどんな男が登場するか、楽しみです。

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柚月裕子

1968年、岩手県生まれ。2008年、「臨床真理」で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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