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凪の人 山野井妙子

柏澄子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635172165
ISBN 10 : 4635172163
Format
Books
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

ただ、山が好き。その静かな情熱が、彼女を世界の山へと導いた。アルパインクライマー山野井妙子の半生。国内外の難壁を次々に登攀していった山野井妙子。夫の泰史と出会い、ふたりで過酷な山に挑む。彼女の人生は、日常と登山を等しく大切にする姿に貫かれている。

目次 : プロローグ 2024年/ 第一章 原風景 1956〜1978年/ 第二章 飛躍 1979〜1982年/ 第三章 生還 1982〜1991年/ 第四章 充実感 1992〜1994年/ 第五章 山の旅 1995〜2001年/ 第六章 脱出 2002〜2018年/ エピローグ 2023〜2025年

【著者紹介】
柏澄子 : 1967年生まれ。フリーライター。共著に『日本人とエベレスト―植村直己から栗城史多まで』(山と溪谷社、第12回梅棹忠夫山と探検文学賞受賞)などがある。(公社)日本山岳ガイド協会認定登山ガイド2。山の日アンバサダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    (2025-179)山野井妙子と言う登山家を初めて知ったのは、あのギャチュン・カンでの遭難だったと思う。後に沢木耕太郎の「凍」を読んで、本当に壮絶な登山だったと知った。その山野井さんの半生記。若い頃から山の魅力に取り憑かれ、凍傷で手足の指の殆どを失いながらも山に対する情熱を忘れない。彼女のクライマー歴は決して凪ではない。ギャチュン・カン以前、マカルーでも凍傷で多くの指を失った事を知った。だが、普段の彼女の暮らしは慎ましく、穏やかで、人に優しい。まさに凪の人であると思う。★★★★

  • つちのこ

    1980年代初め、彗星のごとく現れた長尾妙子。アルパインクライミングを標榜する当時のクライマーにとって、その名を知らぬものはない。同時期に山を始めた小生にとっては、長尾とその後にロープを組む遠藤由加は女性最強のクライマーとして認識していた。山野井妙子となっても彼女は精力的に活動していく。根底にあるのは「山が好きだから」という一念。同じクライマーとしての視点から著者が描く妙子像は、山に妥協しない強さだけでなく、失われつつある古き良き日本女性のもつ芯の強さと謙虚さ。そして優しさと清々さを見つめていく。⇒

  • a.i

    ★★★★これまで泰史さん側の本を読んできたので、今回は妙子さんのことをいろいろ知ることができて嬉しかった。登攀シーンは読んでいるだけで寒くなるしハラハラするけど、全体を通してあたたかい気持ちになれる本。山野井夫妻、素敵だなあ…

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