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知れば知るほどおもしろい お米のはなし ルーツから歴史、抱える課題まで 知的生きかた文庫

柏木智帆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837989233
ISBN 10 : 4837989233
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

ルーツから歴史、抱える課題まで。お米なくして、日本の歴史なし!農家の苦悩、お米の未来―日本の主食はどこへ向かうのか?もう、お米に無関心ではいられない!お米に対する考え方が、ガラリと変わる!

目次 : 第一章 日本のお米のルーツを探る/ 第二章 日本史の裏にお米あり/ 第三章 日本人はこうしてお米を食べてきた/ 第四章 日本の食生活を破壊したアメリカの小麦戦略/ 第五章 コシヒカリ一強のなぜ/ 第六章 国に振り回されるお米農家/ 付録 おいしいごはんの炊き方

【著者紹介】
柏木智帆 : 1982年、神奈川県生まれ。大学卒業後、神奈川新聞社に入社、編集局報道部に配属。新聞記者として様々な取材活動を行うなかで、稲作を取り巻く現状や日本文化の根っこである「お米」について興味を持ち始める。農業の経験がない立場で記事を書くことに疑問を抱くようになり、農業の現場に立つ人間になりたいと就農を決意、8年間勤めた新聞社を退職。無農薬・無肥料での稲作に取り組むと同時に、キッチンカーでおむすびの販売やケータリング事業も運営。2014年秋より都内に拠点を移し、お米ライターとして活動を開始。お米の消費アップをライフワークに、様々なメディアでお米の魅力を伝えている。また、米食を通した食育にも目を向けている。米・食味鑑定士としてお米の各種コンテストの審査員も務める。2021年から「おむすび権米衛」のアドバイザーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 活字スキー

    備蓄米の放出により令和の米騒動がひと段落したタイミングでの刊行。機を見るに敏な三笠書房さんに感心しつつ読む。日本の歴史を、お米の歴史として辿るというのもなかなかユニーク。日本人にとっては言うまでもなく「日本の米はァ世界一ィィ!」だが、世界レベルで見ればジャポニカ米は少数派などの米雑学が大部分を占め、それはそれで楽しく読むことが出来た。しかし、今回の米騒動で露呈した、日本の米政策の杜撰さ、食料安全保障の脆弱さには大いに不安を感じさせられた。

  • joyjoy

    コメ関連。お米ライターによる、お米にまつわるあれこれ。第4章の「日本の食生活を破壊したアメリカの小麦政策」では、昭和29年の「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定(MSA協定)」について触れ、「日本の再軍備(自衛隊発足)という戦後の大きな転換点がアメリカの余剰小麦の見返りだったことはあまり知られていない…」とある。自分ももちろん知らなかった。米、農業について考えてみるときには、外交やその歴史からの視点も重要。お米がテーマの集まりは終了したが、これからも関心を持って学んでいきたい。

  • ちび太

    他の作物への転換を推奨する実務質的な減反政策や、条件の良い田んぼ代々受け継がれているので、新規参入者に渡り辛いなど、令和の米事情が分かりやすくまとまっている。

  • Hiroki Nishizumi

    お米をこよなく愛する筆者渾身の本。まぁ参考になった。

  • ふさふさ

    本文はお米の歴史など解説がメインで著者の考えや意見は抑えめだが、あとがきでは一気に解放された感じで、それが一番印象的だった。

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