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わたしの家 -痕跡としての住まい

柏木博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750513034
ISBN 10 : 4750513032
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
柏木博 ,  

Content Description

ル・コルビュジエの南仏のカバノン。浪放作家、林芙美子の終の棲家、生活の手ざわりがある柳宗悦邸…。どんなに乱雑な部屋でも、あるいはある一つの趣味に統一された室内でも、最小限のスペースしかない家であろうとも、家からはそこに住まう人が見えてくる。家や部屋は、自己と非自己をへだてる免疫システムであり、持ち主らしさの立体コラージュでもある。そして私たちはもう一つの室内ともいえるパソコンを手にした。技術の変化とともに、変わっていく「私」の領域。人にとって居場所、家、部屋、私物、痕跡について考える。

目次 : 1 室内と痕跡(室内の観相学/ 最小限の住宅―ル・コルビュジエのカバノン/ 身体を補足する装置―ル・コルビュジエの家具 ほか)/ 2 作家たちの家(偏奇館の『断腸亭日乗』―荷風の室内/ 木兎の家―童謡作家・白秋の田舎家/ 放浪ではなく終の棲家―林芙美子邸 ほか)/ 3 室内と安全(「わたし」と「わたし」を隔てるもの/ 鍵=内と外を認識させる装置/ 防御・防護・遮断することをめぐって ほか)

【著者紹介】
柏木博 : 1946年生まれ。武蔵野美術大学卒業。デザイン評論家。武蔵野美術大学教授。近代デザイン専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • haruka_suwa

    家の間取りインテリア、室内の様子を痕跡として、所有者の人となりや内面をひも解いていく過程が、探偵のようで興味深かったです。痕跡を手がかりに少しずつたどっていくのは、思えばインタビューでテープ起こしから原稿をまとめていく作業に似ているな、と感じました。

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