Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• toshi

  読了日：2024/04/28

  前書きに寄れば、映画「もっとあぶない刑事」と「あぶない刑事リターンズ」の中間の物語らしい。と言われても、一番最初のシリーズで当時勤めていた会社が事件の舞台で登場する回を見ただけなので良く分からないけれど。テレビ（映画？）の台本のように場面がどんどん切り替わり、細かい動作の描写とセリフで物語が進んでいくので、絵が浮かぶときは良いけれどさもないとついて行けない。でもストーリは把握できるし、テンポの良い流れに乗ってしまえばさらっと読めてしまう。ただ銃や車の名前が固有名詞で書かれているのですぐには何か分からない。

• 松田悠士郎

  読了日：2024/07/04

  最近、文庫の翻訳小説ばかり読んでいた反動か、ほぼ一気読み。現在、劇場最新作「帰ってきたあぶない刑事」絶賛上映中の刑事ドラマシリーズの、劇場３作目「もっともあぶない刑事」と４作目「あぶない刑事リターンズ」を繋ぐ作品。「もっとも〜」まで港署捜査課長を務めた近藤卓造（演：中条静夫さん）の定年までの数日間に起こった事件と、そこに絡む近藤との因縁を描いている。著者がシリーズのメインライターの柏原寛司さんなので、雰囲気はバッチリ。

• コマンドー者

  読了日：2025/07/21

  帰ってきたあぶ刑事の公開にあわせて刊行されたあぶ刑事のオリジナルストーリーによる小説作品。近藤課長の退職前後の物語。まあ本作とよく似た展開は既にドラマでやってはいるが・・。著者はあぶ刑事のドラマの脚本を担当していたこともあり、あの懐かしいテレビドラマの１話分の感じがしっかり再現されている。自分で当時の出演者を使って妄想映像化して読むとよい。ただこの人脚本家が本職のためか、小説の文章としてはあまりうまくない。

• キュー

  読了日：2024/06/27

  好きだったあの昔の世界観とキャラクターのまんまの話でストーリーは普通に面白かった。近藤課長が初代あぶない刑事だったっていうのならもっと危なかった頃のエピソードがあっても良かったんじゃないかなぁ。文字だけの媒体だからこそやれたと思うのに。しかし読みにくい文章だったのはマイナス点。場面の説明の積み重ねって感じでシナリオを読んでいる様で文からあまり感情が感じられなくて残念。特に序盤はきつかったな。盛り上がるラスト辺りは気にならなくなってたけど。あと薫がただのお馬鹿で（笑）もう少し活躍させて欲しかったな。

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