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京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋

柏井壽

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065215654
ISBN 10 : 406521565X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

頃は幕末、清水寺にほど近い京都四条。「小鍋茶屋」は、近江草津出身の月岡サヨがひとりで切り盛りする料理屋。縁あって訪れる客とサヨが料理をとおして心を通わせる。サムライの江戸時代からハイカラな近代へと移ろう時代、つかの間の安らぎを得た志士たちはサヨに何を語るのか?風情漂う京の街で、今夜も美味しい料理を求めて幕末人が集う。ほな、サヨの温かい鍋料理とほっこり話。ゆっくりとおたのしみやす。

【著者紹介】
柏井壽 : 1952(昭和27)年、京都市生まれ。同市で歯科医院を営むかたわら、小説、エッセイを執筆する。テレビ、雑誌等の京都特集の監修を務め、京都のカリスマ案内人とも称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ジュール リブレ

    京都四条のお寺の離れに美味しいおにぎりで有名な小さなお店。サヨは一組だけの夜のお任せ料理も出している。冷蔵庫もない幕末期、季節ごとの旬のものを小鍋仕立てに美味しそうに。干支に因んだ妙見参りも、古本屋で見つけた落語家の語りも交えて楽しいシリーズがはじまりました。しゃも鍋、鰻鍋、鱧鍋、豆腐鍋。黒豚鍋が今一番食べたいかな。

  • 真理そら

    京都の寺の境内で一人で茶屋を切り盛りするサヨ。妙見さんの加護があるせいかとりあえず商売は軌道に乗っている。小鍋を供するのは夜だけで、昼はおにぎりを売っている。夜訪れる客がいかにも幕末の京都なのが面白い。現代の落語家がサヨの残した記録を新作落語のネタにしようとしているという設定なので、一話ごとに落語家の感想が入るので読むスピードが上がりすぎるのを牽制してくれるのが良い。おにぎり食べたいという読後感。

  • 紫綺

    幕末の京都を舞台にしたグルメファンタジー。鍋料理を一人前仕立ての小鍋で供する小料理屋で、天才的腕を振るう月岡サヨの活躍を描く。幕末の有名人も多数出演。何しろ出てくる料理が旨そうで旨そうで!ナレーションの噺家が少々ウザいが、概ね満足のお品書きどした。

  • 星群

    舞台は今でいうと紹介制の隠れ家レストランの様な『鍋茶屋』で、料理に纏わる一冊。馴染みのあるしゃも鍋、黒豚鍋、豆腐鍋や、見聞きしたことのない鰻鍋、鱧鍋。あと前菜もどれも美味しそうでした。ただ難をいえば、不思議な十二支妙見巡りや歴史的人物の素材が活かしきれてなかったかな。今の季節にぴったり合う一冊です。

  • ぶんこ

    柏井さんお得意の食堂を舞台にしていて面白かったです。時は幕末の京都。名もない小さなお寺の一角の小さな小鍋茶屋を開いた月岡サヨ。(この名前、いい名前ですね。さらっと言えます。)料理の才能を妙見さんの口添えで料亭菊屋のフジさんに見出され、昼はおにぎり、夜は1組限定の小鍋料理を出すお店を出します。訪れる夜のお客さんに幕末の有名人?が多いのも想像する楽しみがあって面白かったです。おにぎりの具が色々と紹介されるのも楽しい。結構飲兵衛なサヨさんという設定も面白い。楽しく面白い内容に続編が待ち遠しくなりました。

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