僕は運動おんち 集英社文庫

枡野浩一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087464504
ISBN 10 : 4087464504
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
16cm,291p

商品説明

運動も勉強もできず、落ち込みがちな高校生の勝。運動音痴から「うんちゃん」とあだ名され、同じ高校に美しい妹が入学してからは変に目立って、ますます死にたい毎日。そんな中、詩を書く柔道部の男子と親しくなり、彼の幼なじみである、髪の長い女子柔道部エースに恋してしまう。なぜか運動部にも入部するハメになり、学校生活は予想外の方向へ──。笑えて元気が出る青春小説。文庫オリジナル。

内容詳細

運動も勉強もできず、落ち込みがちな高校生の勝。運動音痴から「うんちゃん」とあだ名され、同じ高校に美しい妹が入学してからは変に目立って、ますます死にたい毎日。そんな中、詩を書く柔道部の男子と親しくなり、彼の幼なじみである、髪の長い女子柔道部エースに恋してしまう。なぜか運動部にも入部するハメになり、学校生活は予想外の方向へ―。笑えて元気が出る青春小説。

【著者紹介】
枡野浩一 : 1968年、東京都生まれ。歌人。97年、短歌集『てのりくじら』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    実話のような作り話。または作り話のような実話。読ませるために書かれた話だけあって読みやすかった。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    青春だな、若いな、って思うときの臭い。むわっとする雨上がりの草むらの臭い。成長する密やかな性の臭い。発散しきれない熱と、ぐだぐだと心の奥にたまっている鬱憤と、熱量多めの水分が発する、青い青い春の臭い。それを持っているのは、睫に何本もマッチが乗っかってしまいそうな女の子ではなく、日の光に焦げた男の子でもなく、教室にいるのがよく似合う、むっちりと肥えたかさかさと乾いた肌の、瞳の奥にはち切れそうな自己意識を湛えた昏い光を宿す、どちらかと言えばあまりいけてない子ども達なのだ。【時差】少し足して【自賛】してみよう。

  • おかむー さん

    極度の運動音痴のため「うんちゃん」とあだ名をつけれられた高校2年の主人公・川入勝が、劣等感と自意識過剰からなんとなく“死にたい”という思いをかかえつつ過ごす高校生活をうんちゃんのモノローグの形で描いた青春物語。『可もなし不可もなし』。序盤はうんちゃんの捻れを隠した卑屈さにひっかかりつつも、友人・宇佐田とのどこかズレたやりとりでユルく話がすすむのだけれど、中盤からの状況の変化で隠したねじれやドロドロが表面化してゆく様子が実に痛々しい。終盤のアレコレで青春小説らしくうまいこと収まってゆくことで結果オーライかな

  • ふみ さん

    山田詠美のパロディと思えないこともないけど、主人公の素直な屈折ぶりが可愛い。モテそうにない男子がもて始めて楽しい。そこはかとなくただごと歌の空気が漂うのも楽しい

  • 馨 さん

    運動も勉強も苦手な主人公の、学生生活で成長していくお話。男の子の目線やったら、共感出来るんやろかぁ?青春小説って良いですよね!!気持ちがめっちゃ若返ります。

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人物・団体紹介

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枡野浩一

1968年東京都生まれ。歌人。雑誌ライター、広告会社のコピーライターなどを経て1997年、短歌絵本を二冊同時刊行し歌人デビュー。短歌代表作は高校国語教科書に掲載された。短歌小説『ショートソング』、アンソロジー『ドラえもん短歌』、入門書『かんたん短歌の作り方』、『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外

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