好循環のまちづくり! 岩波新書

枝廣淳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004318774
ISBN 10 : 4004318777
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
196p;18

内容詳細

まちは生きている。悪循環はスパイラルに陥り、好循環は良いまちを創る。どこに違いがあるのか。豊富なまちづくりの経験を持つ著者がまちというシステムを見つめ、どんなまちにしたいのかを皆で考え、悪循環の構造を変えるプロジェクトを作るノウハウを伝える。人や組織を動かし変えるために必要な基本メソッドがここにある。

目次 : 第1章 まちづくりのホップ、ステップ、ジャンプ!/ 第2章 まちづくりのホップ/ 第3章 まちづくりのステップ/ 第4章 まちづくりのジャンプ/ 第5章 プロセスから生まれるもの/ 終章 まちの持続可能性と幸福度を考える

【著者紹介】
枝広淳子 : 大学院大学至善館イノベーション経営学術院教授、幸せ経済社会研究所所長、株式会社未来創造部代表取締役社長。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sk さん

    まちづくりの実践的なヒントがわかりやすく理論的に提示されていて良い。

  • takucyan1103 さん

    【IG図書館 ★★★★】近年、まちづくりのお手伝いや取材で日本の各地を見ていて、思うことがあります。

  • iwtn_ さん

    システム思考で知っていた著者が、住む場所に関する本を出していたので手にとった。バックキャスティングによる目標作成、システム思考による現状の構造把握、構造を望んだ方向に変えていくプロジェクトの実施と、三段階に整理している。語り口も柔らかく、かつ、熱意が伝わってくる好著。柏崎の地域で議論していく場をつくる事例はとても良いと感じた。企業でも応用できそうだが、最悪転職すれば良い企業と、そこで育ち暮らす地域とでは、所属する人の意識や方向性はかなり違いそう。とはいえ都市での社会関係構築は企業以外だと厳しいからなぁ……

  • Hisashi Tokunaga さん

    いわゆる「まち」づくり本。終章の論説で「最悪の組み合わせ@次の選挙に当選する事しか考えていない首長議員、 A短期的自己利益しか考えていない住民、 Bこれまで通りをやっている行政職員、これが最悪との指摘!最もだ。本書のアドバイスや実践適格な「まち」にはすでにその相貌が見えているようだ。本章では触れないが、例えば巨大都市の区の一角のまちはすでに適格性を失っているのではないか。住民流動にさらされるまちはどうなんだろう。好適なまちはそれこそ、SDGsが実践され評価を受けた小町村など?まちは選ばれる時代になった?

  • よし さん

    自分たちの「まちづくり」を進めるための方法をまとめた本。前著「地域経済を創りなおす」の実践編といえるかもしれません。まちづくりは一人ではできないので、どのようにしてコーディネートしていけばいいのか、著者自身が関わってきた事例を交えながら、ホップ、ステップ、ジャンプと順を追って解説しています。地域の知恵を集める、話し合いをして共通のビジョンを持つ、実現に向けて行動するといったことの大切さを再認識しました。

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