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野心のすすめ 講談社現代新書

Mariko Hayashi

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062882019
ISBN 10 : 4062882019
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan

Content Description

「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、
野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。

<目次>
第一章 野心が足りない
屈辱感は野心の入り口/無知の知/「テクノルック」で糸井さんに突撃/
若い作家が消えてしまう理由/「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」 ほか

第二章 野心のモチベーション
友人同士の「タイタニック」格差/ファーストクラス入門/
自分に投資すると「人気」がついてくる/野心と強運の不思議な関係 ほか

第三章 野心の履歴書
不採用通知の束を宝物に/「新規まき直し」作戦/
小さな成功体験を大切にする/「マイジャー」ではなく「メジャー」/
カリスマ編集者・見城徹氏の登場/スランプ――霧の中の十年 ほか

第四章 野心と女の一生
ママチャリの罪/“絶対安全専業主婦”の存在/オス度の高い男性ほど美しいメスを選ぶ/
自己完結の「美魔女」、美人の有効利用「女子アナ」/女性経営者の野心のバネは「悔しさ」/
働く女性がウサギからトラへと変わる時/いま振り返る「アグネス論争」 ほか

第五章 野心の幸福論
欲望の「大食漢」/「妄想力」が野心のバネになる/「止まっている不幸」の恐ろしさ/
野心の日常的な心得とは/野心という山登り

【著者紹介】
林真理子 : 1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。86年『最終便に間に合えば/京都まで』で第九四回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞を、98年『みんなの秘密』で第三二回吉川英治文学賞を受賞。小説のみならず、週刊文春やan・anの長期連載エッセイでも変わらぬ人気を誇っている。直木賞など数多くの文学賞で選考委員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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今回は著者のエッセイや小説を読了してから...

投稿日:2021/06/13 (日)

今回は著者のエッセイや小説を読了してから試みた。より、筆者の心情が知れた気がする。つくづく林さんは素敵だなぁ…と思いました。

コレット さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    著者の本を始めて読んだが非常にストイックな人だなと思った。中々私も合わせて今時の若い人はそんな生き方が出来ていないなぁと実感した。

  • morinokazedayori

    ★★★★いい意味での「野心」は向上心の元となり、努力を続けるためのエネルギーとなる。自分が何を求めているのか自分と対話し、野心をもって日々成長することのよさを説く。また、子育てや仕事に追われつつもエネルギッシュに生きる、様々な野心家の女性の生き方が紹介されている。ありのままを認めて物事に執着しない、穏やかな生き方を説く本とは正反対。久々のギラギラした本で、エネルギーを注入できた。女性の生き方の部分は特に、結婚や就職前の若い世代にお薦め。どういう一生を送りたいか考える、よいヒントになりそう。

  • みゃーこ

    もう…昔から叩かれるだけあってすごいよね。ミーハーだし、ある種現実的だし、迫力あるキャラだな〜と思うけど、ムッとする部分もあるけど、最近、このぐらいハードな本音トークがいいわ。何かを読んだって気がするし、何かを考えさせられた、って感じがする。最初は自慢話か、と思うのだが、それも退屈させないまま後半の肝心のメッセージ、「世の女よ、大志を抱け!」と。野心の方向が大衆思考だ。「金」「容姿」「一流」「金持ち男」など…幸せの定義に斬新さはないまま。

  • ミカママ

    話題作なんですね。デビューのころから彼女の作品はほぼ読破している私には、ちょっと焼き直し感強かったかな。講演で真理子さん本人が聴衆に直接語りかけている口調なのが売れている原因かも。若い人は本を読まないらしいので。そして内容もまさに若い世代へのはっぱかけ。ただし、真理子さんがのし上がった当時とは時代が違うので、今の若い人がこれを真似しても・・・という気も。でも、上を向いて努力を続けるのは大事なことです、若いみなさん。

  • bunmei

    コピーライターで作家の林真理子氏。彼女は、大学卒業後の就職に失敗し、自分の思いとは違う仕事内容に業を煮やし、糸井重里氏のコピーライター養成所に通ったそうです。そこで糸井氏のバックアップもあり、自分磨き始めました。しかし、今に至るまでには、厳しい生活環境の中で、形振り構わず必死に這い上がって来たことが本誌からも伺えます。その根底にあったのが「今の自分を、いつかきっと見返す自分になるという野心」と「小さな成功体験を大切にして、自信を積み重ねる努力」だったそうです。何事にも、一朝一夕の成功は無いのですね。

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