Product Details
ISBN 10 : 4771038457
Content Description
ASEANの「連結」阻害要因は、域内にあるのか、域外からくるのか?ASEAN(東南アジア諸国連合)は、加盟国相互の利益のために連結を進めている反面、様々な要因によってその連結を脅かされてもいる。域外主要国からの関与、域内諸国の政治経済状況の双方に、そのバランスの要因を探る。
目次 : 第1部 世界と東アジアのなかのASEAN―政治編(ASEANとアジアにおけるサブリージョナル協力の戦略的意義/ ASEANは生き残れるか―分断を誘う南シナ海、経済統合、人権問題/ ASEAN諸国の安全保障観―米中対立への懸念、パートナーの多元化)/ 第2部 世界と東アジアのなかのASEAN―経済編(ASEAN経済共同体(AEC)の現状と課題/ 東南アジアにおける国際貿易の歴史的変遷と対日関係 ほか)/ 第3部 加盟国のASEAN―経済編(マレーシアにおける階級・階層格差とくらしの危機/ タイの経済成長―人的資本と学校教育の観点から考える ほか)/ 第4部 加盟国のASEAN―政治編(ミャンマーが直面する国家の決壊/ マレーシア―UMNOにみる長期与党体制崩壊後の政権不安定化とその原因 ほか)/ 終章 人口動態からASEAN経済を長期展望する―人口ボーナス・経済統合・デジタル化
【著者紹介】
林田秀樹 : 1966年生まれ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、同志社大学人文科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
