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「三越」をつくったサムライ日比翁助

林洋海著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768457078
ISBN 10 : 476845707X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

日本初のデパートを創業した久留米武士。士魂商才でハロッズに負けないデパート創りを誓った男たちの壮烈な物語。

目次 : 第1章 デパートメントストア宣言/ 第2章 激動の維新期に育った日比翁助/ 第3章 北〓(ぜい)義塾と慶應義塾の仲間たち/ 第4章 没落した三井呉服店越後屋/ 第5章 運命の転身と士魂商才/ 第6章 デパートは社会公衆の商店なり/ 第7章 今日は帝劇、明日は三越/ 第8章 デパートのビジネスモデルをつくった翁助/ 第9章 受け継がれていく翁助の創業理念

【著者紹介】
林洋海著 : 1942年、福岡県生まれ、久留米商業高校卒。トッパンアイデアセンターを経て、P&Cクリエイティブディレクター、AGIOデザイン主宰。福岡アジアデザイン交流協会会長、日本グラフィックデザイナー協会会員、星亮一戊辰戦争研究会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふぇるけん

    今や斜陽産業になりつつあるデパートであるが、その創成期には日比翁助という偉大な人物がいたことを初めて知った。武士の一家に生まれ育った翁助であるが、福沢諭吉のもとで『士魂商才』をベースとした経営を学び、ハロッズのオペレーションを学んで完全に死に体であった三井越後屋を三越として再創造した。彼の実施した各種施策などは現在にも学ぶところが多く、今の日本に必要なのはまさに『士魂商才』ではないかと思うに至った。

  • n yamamoto

    士魂商才はすごいな、そんな意味だったんだ。 士族のイメージ、地位にあぐらかくのかと思ってた。 士農工商の一番上から下に、士族だから目先の利益でなく公の視点で商売ができるかぁ。 う〜ん。 でも取り入れるのは客と平等ゆえにぶっきらぼうなアメリカ式ではなくて、身分差別ゆえに店員が笑顔のイギリス式なんだ。

  • templecity

    ◎英国のハロッヅを見習っていた。また、客が第一という考えは昔から。三越本店にある阿弥陀如来は戦後復興を願って作られたもの

  • templecity

    三越は三井の系列だが、江戸時代は越後屋として名を馳せていたが明治になって、従来の商売のやり方を続けていたため低迷してしまい、三井としてもお荷物的な存在となってしまった。また、当初久留米から上京して三井銀行で働いていたが、三越に行くことになり、士農工商の商人をすることに翁助も抵抗があったようだ。周りからも出世コースから外れたと見られていたようだ。しかし、改革が必要ということで、三井はあえて翁助を三越に据えることになる。当時としては最先端の商売をしていた。英国のハロッヅを見習っていた。また、客が第一という考え

  • takao

    日本初のデパートを創業

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